[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.9

1日メイド生活 ページ49

A side

…なんで…なんでこうなった…

モトキ「罰ゲームなんだから頑張ってきてw」

A「いや…罰ゲームならカメラあったって…」

ンダホ「カメラが無いことも罰ゲームなんだからさw」

A「そもそも、あのゲームに参加していた人が誰もいないっていうのは違うんじゃ…」

マサイ「大丈夫、ほら行ってこいw」

A「行かないっていう選択肢は…」

モトキ･ンダホ･マサイ「ない！」

そうなんです…

4人でゲームをやっていて、最下位の人が罰ゲームってことになってて…私になっちゃったんだよね…

その罰ゲームが…「メイド服で1日生活！」

…はぁ…仕方ない…行きますか…

A「遅くなってすみません、ご主人様！」

シルク「おう……ご主人…様……？！」

A「どうかされましたか？」

シルク「いや、は？なんで…メイド？」

A「いつものことじゃないですかw すぐにご飯を作りますね！」

シルク「う、うん…えっと…」

ほらぁ…シルクが混乱してんじゃん！

A「お待たせしました！」

シルク「うわ、美味そうw Aのオムライス好きなんだよなーw」

A「あ、待ってください！まだおまじないかけてません！」

シルク「いや、それまでやんの？！w」

A「ダメ…ですか？」

シルク「…上目はダメだって…照れる…」

…こっちも照れるんだってば！

えーい、こんなのは勢いだ！

A「美味しくなぁれ、萌え萌えきゅーん！」

シルク「…ご飯よりもメイドを食べていいですか？」

…真顔はやめなさいw

シルク「Aー、あの資料なんだけどさ」

A「はい」

シルク「今度の会議までに、もうちょい分かりやすく作り替えようと思うんだけど、どんな感じにしたらいい？」

A「あー、じゃあここにグラフ入れてみる？その方が視覚的にも訴えやすいかも」

シルク「おー、そうだなw …メイドさんw」

A「…あw 私はご主人様が作ったものなら全部素晴らしいと思います！w」

シルク「ちょい、ちょいw ダメなメイドになってるw」

A「だって、私、ご主人様のお仕事のことは全く分からなくて…w」

シルク「嘘つくなやw」

A「ふふw こっちのデータ、ご主人様にお送りしますね？w」

シルク「おうw」

シルクは最初は戸惑ってたけど、慣れるといじってくるようになりましたw

私も罰ゲームなのに、だんだん楽しくなってたんだけどねw
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吹雪月花さん
リクエストありがとうございました！

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