[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.10

プチデート ページ21

としみつ side

A「ごめん！待たせちゃった？」

としみつ「全然、大丈夫w」

A「ほんっとシルクが離してくれないからw」

としみつ「あぁ…w」

今日はFischer'sのAとお出かけ

CDが発売されたことへのお祝いを兼ねてらしい

そんなの気にしなくていいって言ったんだけどw

A「シルクがさ俺も行く！って聞かなくてさw シルクはいつもとしくんと会ってんだから、私にだって会わせろ！って言って出てきちゃったw」

…なにこの可愛い生き物…

え？そんなの意識してください！って言ってるようなもんじゃん…

A「おーい、としくん、どうしたー？」

としみつ「ううん、なんでもないw」

A「よし、じゃあお寿司食べに行こ！」

としみつ「お寿司？！」

A「好きでしょ？w としくんのお祝いなんだもん行こ！」

としみつ「うん！」

好きな物チェックしてくれてるあたり、まじで尊敬するわ

俺なら人の好きな物なんて忘れるしw

A「あー、美味しかったw」

としみつ「本当にやばかったw」

A「ちょっと御手洗行ってくるね！」

Aと二人っきりでご飯を食べれたとかみんなに自慢しなきゃなw

A「じゃあ、次としくんの行きたいところに行こっか！」

としみつ「あ、じゃあ先に出てて！お金払ってくる」

A「もう終わってるよーw 」

としみつ「え？！ そんなの悪いって！俺も払う」

A「お祝いだからいいのーw」

としみつ「でも」

A「じゃあ、また今度ご飯行った時に払ってもらおっかなーw だから、誘ってね？w」

…次も一緒にご飯食べれるってことか？！

神様…俺は明日不幸なことが起こるのだろうか…

シルクの奥さんじゃなかったら、俺、狙ってるな…

その後も色んなところを見てまわって、プチデートは終了した

次の日、事務所でシルクに会った

としみつ「おはよー」

シルク「お…おう…」

なんか…よそよそしい？

としみつ「あ、昨日、Aちゃんに奢ってもらった てさ」

シルク「…俺のAだからな…」

としみつ「へ？」

シルク「お前がいくらカッコよくたって、俺のAだからな！」

としみつ「あ、ありがとう…？w」

シルク「褒めてねぇ！…いや、カッコイイは褒めてんのか…とにかく！デートしたとか思ってんじゃねー！ 」

確実にどうみても嫉妬丸出しのシルクだったw

その後、Aのツイートを見ると、俺とデート！って呟いていてこのことだと実感したw
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YOさん
リクエストありがとうございました！

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