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全てを捨てれば… ページ34

A side

はぁ…私が未来を破滅させる…か…

私が忘れてしまってることと何か関係あるのかな…

…ダメダメ!未来は変わるんだから!

ぺけたんさんだってそう言ったんだから!

自分に言い聞かせながら次の街に向かうために、山越えを始めた

シルク「はぁ…この山キツい…」

モトキ「足元が雪っていうのがまたね…」

マサイ「寒い…」

ペケ「どこかで休憩しない?」

A「はぁ…はぁ…そうですね…」

シルク「A、大丈夫か?」

A「はい…」

モトキ「Aちゃん、元気ない?」

A「大丈夫ですよ!…あ、あそこで休憩しましょ!」

洞穴のような場所を見つけ、みんなで向かった

シルク「あー、寒かった…」

マサイ「木、拾ってきたから、火つけようぜ」

モトキ「…どうやって?w」

マサイ「…あw」

シルク「おいw」

ペケ「本当に何やってんの?」

そう言ってぺけたんさんは魔法を使って木に火を付けた

シルク「さすが賢者さん…」

ペケ「違うってばw」

モトキ「Aちゃんもこっちおいで!」

A「わ…私、何か食べられそうなもの探してきます!」

1人になりたくて、洞穴を抜け出した

何度自分に言い聞かせても、1度聞いてしまったことは中々頭から離れない

「世界を破滅させる」この言葉が酷く心にのしかかる

A「なんで…私…が…」

この本を捨てれば世界は変わる?

この剣だって…全てを捨て去れば全部変わる?

どうしたら…未来は救われるの?

シルク「…A」

A「?! シルクさん…」

シルク「ペケの家を出てから悩んでるみたいだけど…どうした?」

A「…あ…その…」

ぺけたんさんに言われたことを話してしまおうか…

…でも…それでシルクさんに裏切り者と思われたら…

私は…もう…

シルク「A?」

A「だ、大丈夫です!」

シルク「…俺さぁ、本当にAってすげぇって思ってるんだよなw」

A「え?」

シルク「だってさ、いきなり権利者だって言われて、マサイに村から追い出されて、1日も経たずに世界を守るって決めたんだぜ?w 普通にすげぇだろw」

A「…それは…」

シルク「悩むことだっていっぱいあると思うし、考えたら怖いことだって誰よりもあると思う」

A「…」

シルク「それでも弱音を吐こうとしないのはAの良いところであって、悪いところでもあるなw」

A「…」

シルク「俺らには何でも話していいんだからな?もう仲間だろ?」

A「…シルクさん…」

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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時

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