一線 ページ19
A side
モトキさんが一緒に旅をすることになりました
シルクさんが先程、叫んでたのですが…大丈夫でしょうか…
シルク「結局、この都市には何も無かったってことでいいのか?」
マサイ「根源に繋がりそうな物は無かったしな…」
シルク「でかい都市なのにな」
モトキ「その、大きい都市なのに何も無いみたいな言い方やめてくれるか?」
シルク「誰もそんなこと言ってねーだろ、日本語読解力ねーのかよ」
モトキ「あぁ?」
シルク「んだよ」
マサイ「あーもう、二人ともやめろって」
何ででしょう…シルクさんとモトキさん、お二人共似てる感じがするのに、いつも言い合ってます…
マサイ「シルクは何でもかんでも言い返さない!モトキは俺らの仲間になったんだから今まで持ってたプライドは捨てる!分かった?」
モトキ「でも…」
マサイ「分かった?」
シルク・モトキ「…はい…」
マサイ「よろしい」
…なんだかマサイさんがお母さんに見えます…
私のお母様もこうだったのでしょうか…
シルク「そういえば、あの本はまだ都市を示してんのか?」
A「開けてみましょうか」
本の最初のページを開けてみると
A「あれ…」
マサイ「これは…」
前に見た、赤と青、そしてピンク色の光の他に…
シルク「次は…緑ってことか?」
A「でも、ピンクもまだ光ってます」
モトキ「これは何?」
A「私達はこの地図を手掛かりに旅をしているんです」
モトキ「このピンク色は…さっきの都市だな…」
マサイ「色が増えてるってことは、やっぱり次に向かう場所だろうな」
モトキ「…待て。この本…我々が開いた時、何も無かったような…」
シルク「はぁ…そこ聞いちゃうか…」
モトキ「聞いたらいけないのか?」
シルク「いや…その……はぁ、心して聞けよ?それと、俺たちは一切嘘は言わねぇ。聞いて信じるか信じねぇかはお前次第だ。今ならまだ帰れる。それでも聞くのか?」
モトキ「…聞く。これから旅をするんだ。俺には聞く権利がある」
シルク「…分かった。この本は…」
それからシルクさんは私の代わりに話してくれた
権利者のこと、記憶のことなど…
シルク「…帰るなら今だぞ」
モトキ「いや、帰らない。それと…今までごめん。お前達と一線引いてた。だからわざとあんな口の聞き方してた。3人と旅をしていきたい。俺を仲間にしてください」
シルク「…普通の話し方出来るじゃんw」
モトキ「うんw」
モトキさんの笑顔を初めて見ましたw
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時