緊急事態 ページ14
A side
シルク「はぁ…まじであいつ人を見る目がねぇ!」
マサイ「見る目って言うのか?w」
シルク「ったく…」
A「王妃様に聞いていただければすぐに分かることなんですが…」
マサイ「会談って言ってたもんな…」
シルク「どうせ、すぐに王妃様の耳にも入るだろ。そしたら濡れ衣だってことに気付くはず」
マサイ「ただ…その前に逃げ出す…ことは出来ないか…」
モトキさんは2度もって仰ってた…前にも王妃様は襲われてるのでしょうか…
シルク「くそ…剣さえあれば何か出来たかもしれねぇのに…」
マサイ「何が出来んだよw」
シルク「…鍵の中に剣を入れて…的な?w」
マサイ「…Aは本、とられたのか?」
シルク「おい、無視すんなw」
A「いえ、私以外の人が開けても、何も書かれていないので、大きなメモ帳と捉えられたようです」
シルク「メモ帳w 大きすぎんだろw」
それから少し経って、どれだけここにいればいいのだろうと思っていた時に、急に外が騒がしくなり兵士の人が駆け寄ってきた
兵1「先程、王妃に確認した。罪人という濡れ衣を着せてしまったことを許してくれ」
そう言って、牢屋の鍵を開けた
シルク「全くだ」
兵1「お二人の剣と盾はこちらに」
A「あの…急に外が騒がしくなったような気がして…何かあったのでしょうか?」
兵1「魔獣がこの都市で暴れ回ってる。ここから出てからは注意してくれ」
兵2「大変です!魔獣が城の中に侵入しました!」
兵1「王と王妃は!?」
兵2「城の最上階にいて、隊長達が守っています!モトキ様もそこに!」
兵1「くそ…このままだと…以前と同じように…俺らも行くぞ!」
シルクさん、マサイさんと、私は目を合わせ無言で頷いた
シルク「待て、俺達も連れて行け」
兵1「だが、しかし…」
マサイ「今は1人でも味方が多い方がいいんじゃねぇか?」
A「私達は、以前にも魔獣を倒したことがあります。連れて行ってください」
兵1「分かりました。こちらです!」
私達は、2人の後を走った
走ってる最中に、お城の外を見ると、魔獣が都市を荒らしているのが分かる
シルク「街の方はどうなっている」
兵1「そこも、必死で対応している。だから、城の警備が薄くなったところを魔獣達に狙われた。」
マサイ「やっぱり…許さねぇ…」
兵2「ここの階段を登ったら、最上階です!」
必死に駆け上がると、私達の目に飛び込んできたのは……兵士が倒れている姿だった
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時