王妃 ページ12
シルク side
シルク「あれが、都市の入り口か…」
マサイ「なんか、俺らの村よりしっかりしてんな…」
シルク「それは、大きさの違いだw」
A「あれ?あの方、門番でしょうか?」
入り口と思われる箇所に人が立っている
男「なんの用で、この都市に来た」
なんの用って…難しいな…
シルク「魔獣を」
マサイ「んんっ!この子の親を探してて…」
え?マサイに話すのを止められたんだけどw
男「本当か?」
A「え?…そ、そうなんです」
マサイ「ただ、記憶を無くしてるみたいで…だからまず1番大きな都市に来たんです」
男「そうだったのか…時間を取ってしまって悪かった。すぐにでもこの街を探してくれ」
A「ありがとうございます。」
男「そういえば、最近、この街にも魔獣が多く出現している。魔獣を操ってるやつがいるという噂だ。気をつけるように」
男に会釈をして、その門を通り抜けた
シルク「ふぅ…焦った…」
マサイ「本当にな…」
シルク「ていうか、俺を遮っただろw」
マサイ「当たり前だろw あの場で魔獣のことなんて言ったら、摘み出されてたわw ナイス、俺w」
さすがマサイ、一瞬の判断であの返答だもんなw
シルク「そういえば…あの男、魔獣を操ってるやつがいるって…」
A「前に出会った、あの女の人でしょうか…」
マサイ「やっぱりあいつが根源なのか?」
シルク「いや、あいつは魔王の手下だって自分で言ってたし…」
中心部に向かって話しながら歩いていると
?「きゃぁぁぁ!!」
女の人の悲鳴が聞こえた
シルク「あっちだ!」
3人で声の聞こえた方に走って向かうと、女の人が魔獣に襲われかけていた
シルク「Aは、あの人を安全な場所に!マサイは俺と一緒に来てくれ!」
A「はい!」
マサイと俺は魔獣の背後にまわり剣で斬って、魔獣の視線を女の人から外させた
その間にAが安全な場所まで連れていき、俺らは残りの魔獣を倒して行った
シルク「大丈夫か?」
A「私は大丈夫です。あの…怪我は無いですか?」
?「はい。助けていただき、ありがとうございます。」
マサイ「なぜ、女の人がこんなところに?街の中の方が安全では?」
?「お忍びで街を歩いている時に魔獣に襲われてしまって…ここまで逃げたんですが…」
A「お忍び?…もしかして…あなたは…」
王妃「私は、この都市の王妃です」
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時