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操りし者 ページ4

シルク side

シルク「で…さっき俺に託そうとした、この本みたいなやつって何?」

A「…分からないんです…気付いたらこの村にいて、ここがどこかさまよってるうちに、あの化け物みたいなのに追いかけられて…これを狙ってるみたいだったので必死で…」

…それも分からない…か…

シルク「よし、じゃあ聞きに行くかw」

A「聞きに…行く?」

マサイ「この村に、すげぇいろいろ知ってる人がいるんだよ。その人なら分かるかも」

シルク「いろいろ知ってるって漠然としすぎだろw さっきAが追われたのは魔獣といって人間を平気で襲うやつら。その人は魔獣のこととかに詳しいんだけど、その本が関連してんなら分かんじゃねーかと思って」

A「…この本が…魔獣に…行きます。連れて行ってください」

マサイと俺、Aの3人で長老のところに向かった

シルク「長老!」

長老「おぉ…どうしたんじゃ。お前達がここに来るなんて珍しいこともあるもんだなぁ」

マサイ「長老にお聞きしたいことがあって」

長老「わしに聞きたいことか…ん?その女の子は誰じゃ?この村の者じゃ無いなぁ」

シルク「この子はAって言うんだけど、なんでここにいるか分かんないらしいんだよ」

長老「分からない…ということは魔獣にでも襲われたか?」

シルク「いや、ちげーみたい。」

長老「そうか…話の腰を折ってしまったな。わしに聞きたいこととは何じゃ?」

A「あの…長老様。この本なんですけど…」

長老「?!…これをどこで?」

A「気付いた時には私が持っていたんです。今は何ともない本なんですけど、魔獣から逃げてる時、少し光ってて…」

シルク「光った?」

A「はい…だからこれを守らなきゃって思ったんですけど…」

マサイ「長老、分かりますか?」

長老「…これは…昔から言い伝えられている物じゃ。この本を扱いし者は魔獣を封印することが出来ると。」

A「…封印…」

長老「この本を開き、目の前で起こっていることを書くと、魔獣がこの本の中に吸い込まれ出てこれなくなると聞いたことがある」

シルク「だったら!今、ここで書いてしまえば!」

長老「いや…この本に書けるのは、本を操れる者だけ。それに、実際吸い込まれるのは目の前にいる魔獣だけじゃ」

マサイ「そのような本…どうしてAが…」

長老「もしかしたら…Aさんが操りし人なのかもしれんの」

A「…私が…」

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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時

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