[Fischer's] 希望の光

無自覚 ページ45

シルク side

あれからみんなどんちゃん騒ぎ

Aに内緒で用意してたケーキを出してきたら

A「ん？誰か誕生日いたっけ？」

ンダホ「いやいやいや、それAちゃんのだからw」

A「私、誕生日まだだよ？」

って、プレートに[ようこそFischer'sへ]って書いてあるのに、Aの天然出てくるしw

でも、意味が分かったら

A「えっ…うそ…いつの間に…」

って号泣しだすしw

酔ってんのか？と思ったら

ペケ「お酒美味しいねーw さぁ今日は飲むぞーw」

ザカオ「あぁ…もう酔ってるんだからダメだって」

ペケ「酔ってないよぉー、お酒取らないでーw 今日はAちゃんのお祝いでしょー、まだ飲むのーw」

A「そうだね、はいお酒。一緒に乾杯しよっか」

ペケ「うん！かんぱーいっ！」

って、ちゃんとお酒に見せかけてペケにはオレンジジュースを渡してた。

やっぱり、俺以上にメンバーのこと見てるのはAだろw

今は、みんな酔ってそこら辺で寝てる。

その間に俺はちょっと編集進めてる。

ビール飲みながらやってるけど、ちょっと腹減ってきたな…カップ麺…合わねぇ…w

A「はい、これおつまみ。遅くなってごめんね。」

シルク「えっ…作ってくれてたの？」

A「シルクく…シルクが編集頑張ってるからね。それに夜ご飯あんまり食べてないような気がして…そろそろお腹減る頃かなぁって」

シルク「やっぱ、みんなのこと1番見てるのってAだろw」

A「うーん…私は行動とかで分かるけど、シルクは内面のことも分かるでしょ？そこには適わないよ私は。」

シルク「じゃあ俺とA、2人合わされば鉄壁だなw」

A「そうなればいいんだけど…あ、ごめん、編集中お邪魔しちゃったね。続けて、続けて」

そう言って机に散らばってるゴミを集めて片付けをしようとしてる。

シルク「そんなの後でいいからさ、横にいてよ」

Aの手を掴んで、口が勝手にこの言葉を発していた。

…うっわ…恥ず…何てことを言ってんだよ…

A「じゃあ…編集してるの見てていい？他の人が編集してるの気になる。それに、前から思ってたんだけど、シルクのキーボード叩いてる音が心地よくて。」

…おい…こいつ無自覚かよ

俺の発言に何の疑問も持たずに、爆弾放ちやがったぞ…

くそ…バレないように飲むか…って…

シルク「おつまみ…梅水晶…」

A「シルク好きでしょ？みんなにバレないように材料買ってたの」

…だーかーらー、いちいち爆弾置いてくなって…

俺の心臓もつのか…

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