[Fischer's] 希望の光

布団争奪戦 ページ19

A side

携帯か…見たくないから電源すらも落としっぱなしだったな…

でも必要だよね…

私が外に出れたらシルク君に迷惑かけなくてすむのに…

モトキ「まーた、難しい顔してるw」

A「え？」

モトキ「みーんな、Aちゃんにやりたくてやってんの。気にしちゃうかもだけど、みんなに頼っちゃえばいいんだよw」

ペケ「おーい、そこの2人、布団ひけたから場所決めするよー！」

モトキ「はーい！よし、Aちゃんいこっ！」

モトキ君と一緒にみんなが集まってるところに向かう

モトキ「ちょっw なんっていう、布団の引き方だよw」

ンダホ「何が？w」

モトキ「何で2つだけしっかりひいてあって、後は適当なんだよw」

シルク「いや、1つはAで、もう1つは家主の俺だろw」

ダーマ「は？w 勝手に決めんなよw そこを争奪するためのジャンケンだろw」

シルク「へ？w 意味わかんないんだけどw」

ザカオ「出さないと負けルール！ジャンケンほい！」

結局勝ったのはンダホ君。

ダーマ「はぁ？こいつにちゃんとした布団渡したら、馬鹿みたいに寝倒すじゃんw」

シルク「何で家主の俺が布団もない床で雑魚寝なんだよw」

A「じゃあ…私の布団を…」

マサイ「だーめ、Aはちゃんと布団を使いなさいw 寝れなくてもいいから、体を休めなさいw」

A「う…うん、分かった」

本当に寝れないんだよなぁ…それにまたあの夢が…

こんなに大勢で寝るの久しぶりだな…いっぱいいれば夢見なくてすむかな…

けれど、自分で思ってるよりも体は疲れていて、みんながいろいろ話してる間に深い眠りについていた。

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