[Fischer's] 希望の光

今日という日 ページ41

シルク side

Aが泣けるようになった。

Aが仲間に、メンバーになった。

俺が感じてた何か起こるかもという勘はこれだったのか…

管理人「あの…そろそろ写真を…w」

あぁ、管理人さん忘れてたw

シルク「みんな集まれ、集まれw」

ンダホ「完全に管理人さん除け者にしちゃってたじゃんw」

A「どうしよ…まだ笑えないのに…」

モトキ「アデューがあるじゃんw」

シルク「心の中で楽しいこと考えながらアデューってやってみな？w 絶対にいい顔になるからさw」

管理人「じゃあ、撮りまーす、はいチーズ！」

Fischer's「アデュー！」

俺らのカメラでも何枚か撮ってもらった。

ほらやっぱり…笑えてないけど、表情が明るい。

楽しいこと…Aは何考えたんだろうな…

シルク「俺らのことだったらいいのに…」

マサイ「は？何？」

シルク「…へ？」

マサイ「おい…独り言かよwww」

ンダホ「何w シルク独り言話してんの？w」

シルク「ち、ちげーよw」

やば…独り言とか…

モトキ「じゃあ、帰ろっか！」

ンダホ「お腹空いたー」

A「あ、じゃあお家着いたら何か作るね」

シルク「今日、みんなに連絡取ってみるわ。全員集まれたらAが仲間に入ったこと言いたいしw」

マサイ「それにAの撮影の鑑賞会と、１歩前進したお祝い！」

モトキ「じゃあ、Aちゃん一緒に料理作ろっかw 人多くなって大変だw」

急いでみんなに連絡した。

(シルク: 話したいことある。出来るだけ集まって欲しい。)
(ザカオ: 今日は定時で上がれそうだから、行けるよ。)
(ペケ: 行けるー！)
(ダーマ: 仕方ない、このダーマ様が行ってやろうw)

シルク「みんな来れるって」

ンダホ「じゃあ、帰り道にスーパーに寄るから、お酒とか買って帰ろ！」

ンダホ号で来た道を戻る。

来る時は、今日という日がこんないいものになるとは思ってなかった。これからのことを考えると、ワクワクが止まらない。

ふと助手席から後ろを除くと、モトキとマサイは疲れて寝てる。Aは眠そうにしてるけど、堪えて起きてた。

シルク「A、眠いなら寝ていいよ？」

A「んー…何か起きてたい。」

ンダホ「何で？」

A「今日という日が夢じゃないことは分かってる…分かってるんだけど、寝たら覚めちゃいそうで…」

シルク「夢じゃねーよw もし夢だったとしたら、仲間になってくれって何度でも言うよw」

夢が覚める…そんなこと絶対に無いから。

何百回でも言ってやるよ、お前はもうFischer'sだって。

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