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仲間って ページ15

A side

シルク君がとんでもないことを言い出した。

A「そ…そんなこと出来ません」

シルク「何で?」

A「迷惑かかっちゃうし、それにバレた時に大変なことになる」

シルク「迷惑だなんて思わないよ」

A「でも…」

絶対に迷惑になる…分かってるんだよ…あのことがバレたら確実に批判の目に晒される…

ペケ「もうAさんは、俺達の仲間でしょ?仲間が大変なことになってるのに、助けないとかある?」

仲間?…話したことがあるだけで、仲間なの?…

モトキ「Aさん今、話しただけで仲間になるの?って思ったでしょ」

当てられた…

モトキ「俺ら話しただけじゃないよ?助けたい、協力したいって思ったらもう仲間なんだよ?」

仲間…か…でも…仲間だったら…尚更なのに…

でもどこかでここにいたい、もうあそこに帰りたくないって思ってる自分がいる…

ンダホ「しかもそんな危ないって分かってるところに、俺らAさんを帰せないよ」

ザカオ「ここに残って一緒に楽しくやろうよ」

ダーマ「シルクの家だけど、シルクだけのものじゃないからな、ここw 俺らの溜まり場だし、撮影場所だしw」

マサイ「この上の階に俺も住んでるし、ンダホもよく泊まりに来る。みんなもすぐに集まる。Aさんに何かあったらすぐに助けられる。」

シルク「お願いAさん。もう消えようとしないで。俺に…俺らに黙っていなくなろうとしないで。あんな震えたのは初めてだった。…助けさせて…Aさん。」

シルク君の思いが、皆さんの思いが胸に響く感じがした。こんなにも私が消えることで悲しむ人達がいるんだと久しぶりに思えた。

これが、私の真っ暗な心の中に灯った小さな小さな明かりだった。

ふぅっと吹くだけで消えてしまう小さな明かり。

まだまだ信じることは出来ない。誰かに裏切られて明かりが消えてしまうかもしれない。けれど、消えても消えても何回でも灯してくれる人達なのかもしれない。

そう思っていいのかもしれないと心で感じたと同時に

A「よろしく…お願いします…」

と、言葉が出ていた。

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作品ジャンル:タレント
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canty(プロフ) - 和世さん» こちらこそありがとうございます!これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2019年8月15日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
和世 - リクエストに答えて頂きありがとうございます! これからも楽しみにしながら待ってます! (2019年8月12日 9時) (レス) id: c4a9e12989 (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミナミさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年6月17日 21時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ - 早く続きみたい!!なんか進展していく感じがたまらなく好き!こういう系好きなのでこれからも頑張ってくださ! (2018年6月16日 20時) (レス) id: 62ab87529d (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - はらさん» 申し訳ごさいません。編集の際に誤ってオリジナルフラグにチェックを付けてしまっていたようです。今は、もう外しております。ご報告ありがとうございます。確認を怠らないようにしたいと思います。 (2018年6月14日 23時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:canty | 作成日時:2018年6月11日 19時

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