サブガール。（7WEST） (ページ47)

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｢私ね、小さい頃お姉ちゃんと居たんやけどある日から1人になってん。

一緒に帰ろ、その一言が無くてそっからずーっと1人今も1人。

最初ふざけんな、思ったけど段々慣れてきて自分でもどうしようかほんま悩んだ。

お姉ちゃんが一緒におったのは大毅。
あの時一緒に帰らなかった日からずーっと今まで。

好きな人誰って聞いてみたんやで？あの後。

そしたらさぁ、大毅。って……言うねん

バカバカしくなって私も好きやねんって言うのも疲れるくらい。｣

大｢え？｣

｢え？ちゃうねん、

私がどんだけ我慢してたんかあんた分からんやろ？

私の初恋は大毅。ずっと変わらん。

せやけど、私気になる人出来てん。｣

大｢……流星？｣

｢まぁ、藤井のこと気になり始めたばっかりやから。好きとは言えへんけど。

ってことで。私は大毅とは付き合えへん、お姉ちゃんの代わりとして言うておく。｣

大｢ほんまに、……ごめん｣

｢でも最後にわがままだけ許して？｣

私は大毅に近づいて軽くキスをした。

｢振って？振ったら幼馴染やなくて、友達になろ？｣

大毅は目を見開いてびっくりしていた。でも

大｢A、ごめん。付き合えへん｣

ちゃんと私を見て言うてくれて、握手をした。