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大「流星!?おま、部活は?」
藤「んなもんマネージャーに用事できた言うたら帰してくれるやん」
問題は部活ではない。
なぜ私の目の前にいるのが藤井なんだ。
なぜ私は藤井に抱きしめられているんだ。
大「ちょ、流星。A離し…」
藤「誰が離すか!」
私を強く抱きしめたまま藤井は叫んだ。
大「何言うてんの?笑」
藤「もう少しで騙されるかと思ったわ」
大「さっきから何言いよん?」
藤「俺はてっきりAかと思ったんやけど、」
「藤井?なんの話?」
私をまだ離さない藤井の中で私は衝撃的なことを聞く。
藤「蒼さんにフラれたからって、何の気持ちもないAに告白とかふざけんなって」
……え?
お姉ちゃんに、告白してフラれた?
藤「俺はしげがただ単にAの前だと恥ずかしなってただけやと思ってた。
最悪やな」
私は藤井から離れて大毅と目を合わせる。
「そうなん?」
大「……ごめん」
「………なら言うてや。相談くらいはできたやん
じゃぁね」
私は拳を大毅の腕に当てて帰った。
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作者名:cocoa | 作成日時:2017年10月24日 19時