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あなたside









今日は早めに帰る。









誰もいない下駄箱で驚いた。









ローファーには絶対、宏くんの字で書いてある付箋を貼り付けられてたからだ。









こういうことを直接いえないのは宏くんの悪いとこでもある。









でも、そんな姿を見ると宏くんはやっぱり変わらないなと思う。









「ありがとう、宏くん」









そう小声でつぶやいた。









ねぇ、宏くん。









この気持ちにもっと早く気づけばよかったんだね。

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作者名:*もりほし* | 作成日時:2019年1月10日 0時

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