音柱が吸血鬼?!�� ページ24
※柱編に戻ります！
三人のお嫁さんたちはいない設定です
｢音柱様、おはようございます｣
『……おー、おはよう…』
私、御剣Aは
音柱様専属の隠
音柱様の身の回りのお世話
家事全般
屋敷の管理
任務の補助など
あらゆる雑用を一人でこなしている
何故専属かというと
音柱様の秘密を知る
数少ない【関係者】で
たった一人の【協力者】だから
｢ご気分はいかがですか｣
『ん……まぁまぁだな、今は大丈夫だ』
｢かしこまりました。御用がありましたらお呼びください｣
ぺこりと頭を下げて
音柱様の部屋を出る
こうして
仕事の合間に
音柱様の体調に気を配ることも
私の大切な任務だ
音柱様の身体は
普通の人間とは違う
いや
【人間】ではない
音柱様は
【吸血鬼】
隠として働き始めて一ヶ月が過ぎた頃
突然お館様からお声がかかった
何か失敗してしまったのかと
ビクビクしながら
お屋敷を訪ねた私に
お館様はこう言った
『天元専属の隠になって、彼を助けてあげてくれないか』
音柱様専属の隠…？
どうして私が？
どうして専属の隠が必要なのか？
疑問ばかり浮かんで
返事が出来ずに戸惑う私に
お館様がお話して下さったことは
更に私を混乱させるばかりだった
『天元は……吸血鬼なんだ』
『元々忍びの家系だった天元はね、幼い頃から様々な毒を少しずつ飲んで、身体を毒に慣らす訓練をしていたのだけど…どうもその副作用で【人の血】を飲まないと生きていけない身体になってしまったようなんだ』
『鬼のように人を喰らったりはしない。だけど、血が足りなくなると動けなくなってしまうんだ。天元と共に暮らしながら、彼を助けてくれる隠が必要でね…引き受けてくれるととても嬉しいのだけれど…』
申し訳なさそうに眉を寄せて
隠の私に頭を下げるお館様を見て
【断る】なんて選択肢は浮かんでこなかった
【音柱様が吸血鬼】
衝撃の事実
【共に暮らして彼を助ける】
何をしたらいいのか分からないけど
｢喜んでお引き受け致します｣
平伏する私の頭を
お館様は優しく撫でてくださった
『ありがとう、A…顔を上げて』
『天元…出ておいで』
優しい声が呼びかけると
お館様の後ろから
音もなく現れたその人が
『音柱、宇髄天元だ』
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Nami - 錆兎いたらどんな感じかな…吸血鬼錆兎書く人少なくない？ (2023年3月18日 11時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯殿 - 蜜璃ちゃん怖いわしのぶさんで面白いしろ (2022年12月6日 9時) (レス) @page42 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - レミーさん» レミーさん、コメントありがとうございます(*^^*)しのぶさんは現在書いてますがなかなか難しいです(^_^;) (2021年12月30日 17時) (レス) id: f77cc758d6 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - しのぶさんの場合はどんな感じかな？ (2021年12月30日 7時) (レス) id: 50a6d14902 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあな(プロフ) - minaさん» minaさん、コメントありがとうございます(^-^)蜜璃ちゃんファンの方には申し訳ない感じになりました…すみません(/Д`; (2021年12月2日 9時) (レス) id: f77cc758d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあな | 作成日時：2021年7月19日 21時
