108話 ページ8
酒木「ヘッタクソ外してんじゃねェや!!酔っぱらってんのかァア!?」
音本「それは君だ」
酒木「俺かあ」
音本「君は黙ってこの特別な私をサポートしていればいい」
ミリオ「"強制的に喋らせる"...ってとこか…！
前線に立つタイプじゃ...ないね…！」
音本「故に他の使い捨てとは違う私は八斎會の中で唯一！若の野望に寄り添う事を許された身!!」
ミリオ「実の娘を使って何が野望だ...!!」
音本「......？...ああ──物事を円滑に進めるには情など不要。君もよくわかっているだろう。
壊理さんと遭遇した際、君は物事を円滑に進める為に一度
＿＿"見過ごした"のだろう？」
ミリオ「───そうだ......」
音本「そして大方我々の計画を察知し後悔、壊理さんをたすける？
＿壊理さんを蓑にして自分が楽になりたいだけだろう？
見よ酒木。行ってしまう！私は若の野望に！若に必要とされている！
ついて行かねば！共に歩み！成就の喜びを分かち合うのだ
さァ!!さァ！！」
酒木「逝けよ邪魔者！」
必殺 ファントムメナス！！
ミリオ「そうだ」
おぞましい業を背負わせていると知った！
酒木「(ありえねェ何故動ける!?)」
ミリオ「酩酊どころじゃない感覚をいつも味わってる」
弱さは前提！通形ミリオはもう揺れない!!
ミリオ「あの子が笑えないままなんて
そんなの絶対許せない!!
治崎!!」
背後から殴ろうとしたが避けられる。しかしそれと同時にクロノの顔面にキックを入れる
クロノ「った！」
エリ「何で…！来たら…だめだよ
あの人に殺されちゃう」
ミリオ「──...もう決して君を悲しませない
大丈夫!!俺が君のヒーローになる！」
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作者名：えびフライ | 作成日時：2022年8月18日 15時
