68話 ページ18
泣き続けて目の中の水分を失った頃、母にお礼を言って家に帰ることにした
日の傾き具合からおそらく5時くらいだったであろう
小さい頃から人通りの多い道で帰るよう言われていており、言いつけを守って人通りの多い道を通っていた
するといきなり
あちこちから爆発音が轟く
勿論俺の横からも
気づいたらコンクリートの瓦礫に埋もれてた
体中が痛い
自分の上にある瓦礫が大きくて動けない
ヒーロー達の声が聞こえる
日はもう落ちてるしどれくらい寝てたのかな
瓦礫の隙間から外の様子を伺う
俺はの近くにいたプロヒーローは言った
プロヒーロー「こっちは粗方見つけたぞ！」
"違う。待って僕はまだここにいる。
助けてよ"
俺の声は届くことなくヒーローは遠ざかって行った
また暫くしてオールマイトが救助活動に加わった
俺は最後の力を振り絞って
『お、オールマイト...助け...て』
寒さと痛さで限界が来ていた
呼吸するのも一苦労だった
なのにオールマイトは俺の声に気づくことなく走り去って行った
オールマイトを睨みつけたのを最後に意識が途切れた
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えびフライ(プロフ) - 金木犀さん、コメントありがとうございます!楽しみにして頂けて嬉しいです。更新頑張りますのでよろしくお願いします ! (2021年12月28日 10時) (
レス) id: 1e43bdb15f (このIDを非表示/違反報告)
金木犀 - 次の更新楽しみです！ (2021年12月28日 0時) (レス) @page1 id: b5d4ecbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えびフライ | 作成日時：2021年12月27日 0時
