もう、どうでもよくなった。 (ページ41)

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41‪話ページ41

俺はイレイザーと交戦した後、黒霧さんと待ち合わせしている広場に行った

約束の時間まで少し余裕があったので見事雄英生にやられた奴等を見に行った

崩れた崖の中に埋もれたマスキュラーを眺める
あの緑谷と戦ったらしい。単純な増強型の個性で緑谷よりも戦闘に慣れてる上に、パワーも遥かに勝っていたはずだ
なのに

『何で負けてんだよ』

これからの敵連合の勢力的なことに関しては結構期待してたのに

残念だった

次に森の中で横たわって気絶しているマスタードを上から見下ろす

まぁ、此奴は正直どうでもよかった
何か飛び抜けた個性を持ってる訳でもないし、ただガスを操れるだけ

なのに、偉そうに色々と語っちゃってさ、拳銃持って、
「名門校でしょ？高学歴でしょ？考えてくんない？じゃないと・・・殺りがいがない」
なんて言っちゃって

結局自分が殺られてんじゃねぇか

お前が嫌いな"単細胞"に負けて、どんな気持ちだ？

ホント笑えるね
語るだけ語って最終的には返り討ちにあう

学力で全てを測られる社会に不満を思ったのか知らないけど、それをわざわざ言った所で自分が惨めになるだけ

ただの負け犬の遠吠えじゃないか

『だっせえな、マスタードくん』