もう、どうでもよくなった。 (ページ40)

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40話ページ40

乙矢side
個性１回使っただけでイレイザーヘッドに俺の正体がバレた

まぁ、ここで殺す理由は特に無いけど、殺さない理由も無いよね
程々に痛め付けておこう

俺は一瞬でイレイザーの懐に入る。あまりのスピードはイレイザーもかなり吃驚していたが、こんなの序の口だ

抹消で個性が使えないのは分かってるし、近接戦に持ち込む

『それにしても、俺の個性で全部分かったの？』

イ「弓矢に射手家殺人事件からな。今でもニュースで取り上げられるくらいだからな」

そう言いながら、イレイザーは俺の顔に拳を向けるが、俺は片手でその手を受け止める

『へぇそうなんだ。長い間捜査しても手掛かり1つ見つけ出せないなんて、俺が"有能"過ぎるのかな。それとも

警察が"無能"なのかな？』

俺はイレイザーの拳を掴み、顔を近づけて言う
そして顔に蹴りを入れる

咄嗟の判断で腕を入れられたがかなり強く蹴ったので遠くに飛ばされたイレイザーを眺める

痛みで顔が歪んでいる今は個性が使える

『目の前に敵が居るのに随分余裕なんだな』

木に衝突してぐったりしてる彼奴の腕に矢を放つ

イ「ぐっ！、」

『興ざめしたぜ、ヒーロー』

すると

飯「先生！！！」

A組のメガネが施設に戻ってきたようで

『じゃ！やりたいことはやったし、お暇するよ』

『生徒を守れるかな』

俺は森の中に消えていった