もう、どうでもよくなった。 (ページ35)

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35話ページ35

ト「弔くんだけずるいですっ！私も乙矢くんに抱き着きたいのに(ボソッ」

『ヒミコちゃん、おいで』

ト「！いいんですか？！」

『もちろん』

ヒミコちゃんは前から俺を強く抱き締めた

不安を消すかのように抱き締め、全く離す気配のない感じが可愛らしく、頭を撫でた

ト「っ！////」

ヒミコちゃんはバッと顔を上げ、俺を見上げた

『ふはっ、顔真っ赤笑』

ト「(笑顔、とっても素敵。だけど殺すには惜しい)」

荼「人たらしかよ」

『フフ、どうでしょうね』

死「・・・トガ、退け」

ト「嫌です。絶対に退きません」

死「ていうかなんでお前らが朝からいるんだよ」

ト「今度の襲撃の詳細を聞きに来たんです。弔くんこそまだ寝てて良かったんですよ？」

死「あぁ？粉々にしてやろうか」

ト「そっちこそ血の海にしましょうか？」

俺を挟んで物騒な言葉が飛び交う

『俺を挟んで喧嘩はやめてくださいよ、』

『ちょっと荼毘さんたすk・・・あれ？いない』

ト「荼毘くんならさっき出ていきましたよ？」

『どんだけ退散早いんだよ、』

荼毘さんに見捨てられ悲しくなった

その後も弔さんとヒミコちゃんの言い争いは続いた

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