もう、どうでもよくなった。 (ページ37)

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37話ページ37

そして決行前夜
俺達は雄英1年がいる山奥で他のメンバーが来るのを待っていた

ﾏｽｷｭﾗｰ「疼く・・・疼くぞ・・・早く行こうぜ・・！」

ﾏｽﾀｰﾄﾞ「まだ尚早、それに派手なことはしなくていいって言ってなかった？」

荼「ああ、急にボス面始めやがってな。今回はあくまで狼煙だ」

荼「虚に塗れた英雄たちが地に堕ちる、その輝かしい未来の為のな」

ト「ていうかこれ嫌、可愛くないです」

ﾏｽﾀｰﾄﾞ「裏のデザイナー・開発者が設計したんでしょ
見た目はともかく理には適ってるハズだよ」

ト「そんなこと聞いてないです。可愛くないって話です」

ト「乙矢くんに褒められない(ボソッ」

『ヒミコちゃんどうしたの？』

俺は気配を殺してヒミコちゃんの背後に近寄った

ト「っ乙矢くん？！吃驚しました！//」

『ヒミコちゃんはどんな格好でも可愛いよ』

ト「て、照れます」

ﾏｽｷｭﾗｰ「どうでもいいから早くやらせろ。ワクワクが止まんねぇよ・・・！」

荼「黙ってろイカレ野郎共、まだだ・・・決行は・・・

11人全員揃ってからだ」

マ(マグネ)「おまた──」

厶(ムーンフィッシュ)「仕事・・・仕事・・・」

ス(スピナー)「・・・」

荼「威勢だけのチンピラをいくら集めたところでリスクが増えるだけだ

やるなら経験豊富な少数精鋭」

荼「まずは思い知らせろ・・・てめェらの平穏は俺たちの掌の上だということを」