ヘタリアで短編！ (ページ48)

今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:10,406 hit

助けてくれた～ほのぼの初恋組～ページ48

これは俺様とあいつの出会いの話。
普「ふんふんふーん。」
？「うぇぇ、ひぐっ、ひっく。」
普「泣き声…?」
？「どうしよう…道に迷ってこんなところに…。サンマリノはどっちぃ…。」
普「おい、どうしたんだ。」
？「ひぇっ！」
普「迷子にでもなったのかよ。」
聖「…うん。私、イタリアのほうから来たんだけど道に迷っちゃって…。」
普「じゃあ、俺が送ってやる。」
聖「いいの？ありがとう…。私サンマリノって言うの。あなたは？」
普「俺はドイツ騎士団だ!」
聖「そっかぁ、ドイツ騎士団君ありがと。」
普「ケセセ、礼なんかいらねぇよ。」
普(なんかこいつ、可愛い。)
・
・
・
聖「おひさしぶりです。」
普「？誰だ。」
聖「サンマリノですけど。」
普「へ、あの時の…!」
聖「一目見てわからなかったんですか！?」
普「だってなんかいろいろと成長してるし…。」
聖「プロイセンのほうが成長してますよ。」
頭を撫でられる。
普「おい、俺は子供じゃねぇぞ。」
聖「私にとっては子供です。」
普「は、お前いくつだよ。」
聖「およそ２０００歳です。」
普「ふぁ！？」
聖「嘘じゃありませんよ。この前だってローマ爺ちゃんの娘って言われましたし。孫なのに。」
普「人は見かけによらないってこういうことかよ…。」
聖「？？」
普(俺は年上好きってことか?)