ヘタリアで短編！ (ページ21)

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小さな兄～英国良好？兄弟～ページ21

なんだかんだあって最終的に兄さんを俺は連れて帰ることにした。
イングランドの家
ちび北「なぁなぁ、イギリスー!」
英「･･･イングランドじゃないのか･･･。」
ちび北「え、でもさっきイギリスって呼ばれてただろ。」
英「･･･イングランドって･･･呼んで欲しい。」
ちび北「？ん、わかった。じゃあイングランド。」
英「なんだ？」
ちび北「お前、人名はなんていうんだ?」
英「？アーサ･カークランド。」
ちび北「へぇ･･･『熊』か、お前らしいかっこいい名前だな。誰につけて貰ったんだ?」
英「･･･お前だ。」
ちび北「へ？」
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北「そういえばイングランド、お前人名は貰ったのか?」
ちび英「え、まだだけど･･･。」
北「じゃあ、『アーサー』なんてどうだ?『熊』って言う意味なんだが、他のやつらに負けないような強い国になるようにって言う思いを込めてあるぜ。」
ちび英「･･･『アーサー』か、あ、ありがとう。大切にするから。」
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ちび北「ふーん、そっか。」
英「今までいろんな奴らにつけてもらった名よりも大切なものなんだ。」
ちび北「こんないい弟を持てて俺は幸せ者だな。」
英「ぜんぜん、いいやつじゃねぇよ。･･･俺は。もしかしたらお前に嫌われていたかもしれない。」
ちび北「んー、今の俺にはわからねぇけど、お前から離れてないんだから未来の俺はお前を嫌ってはないんじゃないか?」
英「そうだと･･･いいな。」
その時、あいつは俺の頭を撫でてきた。
英「何やってんだよ。」
ちび北「なんとなく。」
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それから三日がたつと兄さんは元に戻っていた。
小さくなっていたときのことはまったく覚えていないらしい。
英「･･･お前は、俺のことが嫌いか?」
北「は？んなわけねーだろ。なにいってんだ急に。」
やっぱりあなたは、誰よりも強いんだ。