ヘタリアで短編！ (ページ19)

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お前と出会えてよかった～英国良好？兄弟～ページ19

お前と出会えて本当に良かった。

北「スコットとウェルの野郎･･･人の事弄りやがって･･･次あったときはただじゃおかねぇ･･･。」
嫌いだ、あいつら。ホントムカつくから。
ガサッ、ガサッ
北「?誰かそこにいんの･･･か?」
ガサガサとうるさい草むらへと進む。。
?「ひっ！」
そこに見えたのは、金色、俺と同じ髪。
まるで宝石みたいな瞳の子供はかなり怯えているようだ。
北「あー･･･。･･･はじめまして。お前は国･･だな。俺は隣に住んでいる北アイルランドって言うんだ。」
ちび英「･･･お、俺は･･･。イングランド･･･。」
北「そっか。お前･･一人なのか?」
ちび英「･･･スコットランド兄さんとウェールズ兄さんがいる･･･けど、あの人達は俺が嫌いだから。弱くて駄目な俺が嫌いだから･･･一人。」
北「･･･なら、俺が一緒にいてやる。」
ちび英「え･･･?」
小さな子供･･･イングランドは目を丸くする。
北「今日から俺はお前の兄ちゃんだからな!」
ちび英「!!!･･･うん。お、兄･･･ちゃん。」
北「よーしまずは、魔法でお前の家建ててやる！」
ほあた☆
バフンッ!
ちび英「す、すっげぇ～！」
北「今日からはこれがお前ん家だからな。･･･今日はもう帰るから、また必ず来るからな。」
ちび英「･･･うん。」
俺はわしゃわしゃと頭を撫でる。
ちび英「うわっ、何すんだよばかぁ！」
北「可愛いやつめ。妖精たちと一緒にちゃんと待ってろよ。」
ちび英「ちゃんとまた来いよ!約束だからな！」

お前は俺と出会えて嬉しかった?嫌だった?
英「お前の弟になって、後悔した事はない。」
そんなお前の一言で泣きそうになるなんて、俺もまだまだだな。