ヘタリアで短編！ (ページ15)

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イギリスの不幸・後日談～はぐれ組+α～ページ15

次に俺が目を覚ましたのは病院のベットの上だった。
その時なぜかいた兄さんに泣きつかれた。
日「ほんと驚きましたからね!」
英「わ、悪かった。で、なんでクソ兄貴がここにいるんだ。」
日「あの後、急に電話がかかってきて…。」
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日「はい、こちら本田です。」
北「に、日本!身体中がすっげぇ痛いんだけど!?まさかイングランドになにかあったのか!?」
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日「と、おっしゃっていたのでお話ししたところ、すぐに飛行機でこちらにこられました。」
米「君心配しすぎなんだぞ。」
北「はぁ?『俺のせいでアーサーが…。』とか青い顔してたのはどこのどいつだよ。」
米「ちょ、それは言わない約束だろう!?」
日「微笑ましいですねぇ。」
俺は少し笑うと、ベットから身をのりだしアメリカの頭を撫でた。
米「な!?」
顔を赤らめて嫌そうな顔をしていたが、ため息をついて俺に笑いかけた。
米「よかったよ、本当に。」
北(アメリカが…)
日(デレきた!)
米「君たち、失礼なこと考えてないかい？」
二人「いえ、なにも？」
仏「坊っちゃん、見舞い来てあげたよ！」
英・北「帰れ、髭。」
仏「ちょ、ひっどい！」
日「まぁまぁ、そういえば病室の前にこれが。
日本が出して来たのは小さな花束だった。
『お兄ちゃん、ありがとう。』
幼い子供の字でそう書いてある。
日「何か心当たりでも？」
英「あぁ、まぁな。」
無事でよかった。アメリカも、あの少女も。
俺にとって本当に不幸なことが起こらなくて、よかった。