ガイの正体 ページ47
ガ「・・・俺はマルクトの人間なんだ。」
ル「・・・え。」
ガ「俺はホド生まれなんだ。俺が5歳の誕生日にさ、屋敷に親戚一同が集まったんだ。んで預言師が俺の預言を詠もうとしたとき戦争が始まった。」
アス「あ…ホド戦争。」
ナ「ホドを攻めたのは・・・ファブレ公爵ですわ。」
ガ「そう、俺の家族は公爵に殺された。家族だけじゃねぇ。使用人も親戚も。あいつは俺の大事なものを笑いながら踏みにじったんだ!・・・だから俺は公爵に同じ思いを味あわせてやるつもりだった。」
ジ「あなたが公爵家に入り込んだのは復讐のためですか?ガルディオス伯爵家のガイラルディア・ガラン。」
ガ「うおっと、ご存知だったってわけか。」
ジ「ちょっと気になったので調べさせてもらいました。あなたの剣術はホド独特の盾を持たない剣術アルバート流でしたからね。」
ル「俺や師匠と同じなんだな。」
ガ「正確には俺が習得したのはアルバート流から派生したシグムント流、いやシグムント派とでもいうべきものかな。シグムント派の使い手はガルディオス家とそれに連なる者しかいない、俺達の存在が知られればキムラスカ王室やファブレ公爵がどう動くのか。ホド滅亡後、伝承者達はそれを恐れて流派をひた隠してきた。」
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ちろ(プロフ) - いい話だぁ〜。イラログで知りました!これからも続けてください!! (2014年8月22日 19時) (レス) id: 6aa89b6e6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:心奏(しんそう) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tales/
作成日時:2014年8月21日 19時