朱色の光《アビス》

アッシュからの連絡 ページ21

ル「あ、暑い･･･。」

テ「砂漠だから仕方ないわ。」

アニ「はぅ〜暑い〜。」

ナ「オアシスまでの辛抱ですわ。がんばりましょう。」

ジ「いやー、皆さん大変そうですねー。」

ガ(絶対そう思ってない。というよりまったく汗かいてないな･･･。)

ナ「大丈夫ですか、ルーク？」

ル「た、たぶん。」


ア「あ、暑い･･･。」

シ「砂漠なんだから仕方ないでしょ、我慢してよ。」

イ「大丈夫ですか、アッシュ。」

ア「た、たぶん。(なんか同じような会話をルークもしてる気がする気のせいか？)」

シ「ラルゴが待ってるんだからザオ遺跡に急ぐよ。」

ア「んー･･･。」


ル「オアシス、やっとつい･･･た？」

キィーーーン

頭の中で不思議な感覚がする。

ア《ルーク、聞こえるか？》

ル《！？アッシュ！》

ア《は、早く･･･ザオ･･･遺跡に･･･。そこに俺達と･･･イオンはいるから。》

ル《おい！どうしたんだ。》

ア《き、気にしなくていい、それよりもイオンを･･･！》

プツリとアッシュの声が途切れる。

ナ「どうかしましたの？」

ル「アッシュが･･･。」

テ「アッシュが！？なんて言っていたの？」

ル「ザオ遺跡に来てくれってイオンもいるらしい。」

ジ「罠かもしれませんが、行ってみる価値はあるかもしれませんね。」

ル「あいつが味方かどうか聞きたいから、行こう、ザオ遺跡に！」

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