朱色の光《アビス》 (ページ16)

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コーラル城でページ16

正直言って何で俺がこんなことになったのかよくわからない。

俺達はヴァンと一緒にカイツールに行った。

でもなぜかそこにアリエッタがやってきて、俺だけ連れ去られた。

途中で気を失って、目が覚めたら変な台座の上で寝かされている。

意味が分からない･･･。どうすればいいんだ。どこか懐かしい気がする･･･。

シンク「なんだ･･･目が覚めたんだ。」

ル「お前･･･は･･･。俺に一体何を･･･。」

シ「答える義理はどこにもないよ。(たとえあんたがあいつのオリジナルでもね。)」

ディスト「すばらしいですね。音素振動数まで同じですよ。完全同位体ですね。」

同じ･･･？誰と･･･？そして俺はシンクを見て小さく無意識に呟いた。

ル「ィ、ォ･･･。」

ガイ「ルーク！」

シ「ちっ！もう来たんだ。まぁ、目的は果たしたけどね。」

ガイがシンクを切りつける。

ガ「！？お前は･･･。」

シ「･･･ふん！」

逃げていってしまう。

ガ「大丈夫か！？」

ル「あ、あぁ、何とか･･･。」

ジ「おや、これは･･･。」

テ「大佐、この機械について何か知っているのですか？」

ジ「はい、しかし確証がもてないと･･･。」

ル「とりあえず、カイツールに戻って船に乗ったほうがいいと思うが･･･。」

ジ「念のためこれは壊しておきましょう。」

アス「･････これって。」

アニ「どうかしたのアスカ？」

アス「な、なんでもないよアニス。」

テ「顔色が悪いわ。」

アス「気のせい、気のせい！早く行こ！」