兄に愛せれすぎて困ってます。

＃０７ ページ9

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（人１）side


家に帰ったら、せとかとお兄が話をしていた。


盗み聞きとか、しないとか思ってたけど、只今盗み聞き中です！←


せとか「もしかして、お兄…そういう人と私がつきあったりしたら痛い目にあうに決まってるからって…私が振られるように先回りしてくれてたんじゃないの？」

お兄「なワケねぇだろ」

…なんか、予想的中。←

この話か、って思いながらまだ話は聞く。

せとか「それ、お兄が嘘つくときの癖」

あぁ、お兄それやっちゃうと嘘だってばれるよ(笑)

お兄「そ、そんなのガキの頃の話だろ。」

動揺しすぎ(笑)


うろたえて背を向けたお兄に、せとかはぎゅっと抱きついた。


せとか「ごめん、ひどいこと言って。お兄…ありがとう」

お兄「勘違いすんなよ。お前を泣かせるのが、ガキの頃からの俺の趣味だからな。他のやつにその楽しみを取られるわけにはいかねぇんだよ。それだけだ。」


お兄たら、照れてる(笑)


せとか「…わかった」

せとかが笑うと、お兄は一瞬、照れ笑いを浮かべた。


私は、もうそろそろ出てもいいよね？


『ただいま〜』

お兄「おかえり」

せとか「おかえり！」


＿＿ということで、せとかとお兄は仲直りしたのはいいけど、やっぱりお兄、せとかのことになると過保護＆過干渉はまえにもパワーアップした気が…。


まぁ、いっか、私じゃないし！←


せとかは、ぼーっとたっている。

私とお兄は、前を歩いている。


お兄「おい、行くぞ」

せとか「…はーい」」



本当に、せとかの好きって思うと、色んなことが見えなくなる癖直したほうがいいと思うけど。



あ、すっかり忘れてた。


千秋さんのこと、話すの！！


これから、千秋さんの話するから。


- ショコラ(犬)を助けた、その後 -


土曜日。


これから、千秋さんとデート！！←


((なワケ無いでしょ))


一日、彼氏になってもらうの！


待ち合わせ場所にいくと、千秋さんはもう来ていた。


『千秋さん！』

千秋「（人１）ちゃん！」

『お待たせして、すいません。』

千秋「大丈夫だよ、俺も今来たところだから。」


はぁ、こういう紳士的なひとが近くにいればなぁ〜。


千秋「じゃあ、行こっか！」


それから、千秋さんとデートを楽しんだ。


水族館デート、いいよね。うん。


チケットもスマートに二人分買ってくれる。

お姫様扱いしてくれて、甘い言葉に自然に言ってくれる。

千秋さんは、女の子をふわふわきゅんきゅんさせてくれる天才かも。

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