△ YouTuber 短編集 △

△カワグチジン　◎偶然２ ページ43

・

(人１)side



ジン「…俺とキス、してくれますか？」



まさか、ジンくんがそんな事言うとは思ってもいなかった。



相馬「え、(人１)ちゃんなの？！」


ジン「いいだろ？


女の子なんだから」



いつもは、へきトラと馬鹿やって楽しんでる私でもちゃんと女の子扱いしてくれてるジンくんを見て、キュンキュンしていた。



へきほー「いいんじゃないっすか？」


相馬「まぁ、(人１)も一応女の子だもんね」

『一応を強調すんな、顎！！』

相馬「顎いうな！！」

へきほー「あの、キスしないといつまでもこの企画終わらないっすよ？」

ジン「で、(人１)。


俺とキスしてくれますか？」



『はい。』



ジン「…」


返事をした途端に、ジンくんの顔が近づいてきた。



後、５cm＿＿



４cm＿＿


３cm＿＿＿


２cm＿＿＿


１cm＿＿＿


０cm＿＿＿





最初は、軽いキスだった。


けど、だんだんとDキスに変わってきた。


顔の角度も変えながら、ちゃんとキスしてるんだよって、リスナーさんには本当に申し訳ないけど見せ付けるようにキスをした。


息が苦しくなって、離してもらおうとジンくんの胸を叩いた。


そしたら、ジンくんは離してくれた。




相馬「よっしゃ、１００人達成〜！！」


へきほー「いぇぇぇい！！」



私は、ジンくんとキスしたんだ…



そう思うと、なんか変な気持ちになる。



へきトラは、カメラを止めてジンくんと話していた。




何を話してるかなんて、今の私には分からない。




さっきまで、相馬さんとへきほーとしゃべっていたジンくんが私のほうに向かって歩いてきた。




相馬さんたちは、カメラをこっちに向けて少し近づいた。



ジン「…(人１)」



『…なに？』


ジン「…さっきはごめん」


『なにが？』


ジン「…本当は、嫌だったろ？

こんな俺と、キスすんの」



嫌とは思わないけど、知らない人達とキスした後って考えるだけでもう嫌。


『…』


ジン「…なぁ、(人１)が俺の事どう思ってるかは知らないけど、俺は(人１)が好きだよ。

もちろん、女の子として」


『…』


ジン「…本当は、告白してからキスする予定だった。」

『だった？』

ジン「…でも、あまりにも(人１)が可愛すぎて我慢が出来なかった。

本当に、ごめん。

でも、(人１)を好きなのは本当だしこれからも幸せにする。

だから、俺と付き合ってください。」


答えなんて、決まってる。

『こちらこそ、よろしくね』

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←△カワグチジン　◎偶然

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す