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「ほんまは、こういうことやってん。まぁ、これがきっかけで拓哉が女子に心を閉ざしたんやけど。
でも、Aと仲良くなりだしてから、少しずつ明るく戻ってきててん。
でも、水城のことを綺麗に忘れることは難しかったらしいわ。恋愛感情とかじゃなくて、Aと付き合ってる時に、水城から電話かかってくるようになってたから。
でも、あっちから振っときながら電話かけてくるってことはどうせヨリ戻すとかそういう内容やろって思っててんて。」
今になって分かる。
着信履歴に並べられていた水城花の名前。あの意味を。
二人のバングルに彫られた文字。
『Halten Sie bitte bei mir aus』
共に頑張ろう。
その言葉は、何よりも重く、二人の願いでもあった。
本当は、まだ拓哉くんは彼女のことを好きなのかもしれない。
気持ちを封印しているだけなのかもしれない。
諦めきれていないのかもしれない。
だから、彼はあのバングルを切らなかったし、隠しもしなかった。
水城さん、なんでそんな大事なこと、拓哉くんに別れる前に言わなかったの？
ずっと一人で抱えて…。
そして、拓哉くんも、辛かったね。
「水城の写真を捨ててなかったことも、連絡来てたことをAに言えてなかったことも、拓哉から全部聞いた。
上原さ、それ聞いたときめっちゃ怒って、なんでAを不安にさせたんですか！って泣きながら拓哉に言ってたわ。
拓哉、好きやけど、Aともう付き合う資格はないって泣いてた。」
別れを告げたあの日、私を引きとめようとしなかったのは、きっと全てを知っていたから。
抱える不安も、裏切られる悲しみも、苦しみも、重みも、いつかは得ることになる後悔も。
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アババ - はんなり豆腐さん» いえいえ笑こんな駄作を読んで頂けていることに感謝です…！ (2020年4月7日 20時) (
レス) id: fcf1d7c074 (このIDを非表示/違反報告)
はんなり豆腐(プロフ) - アババさん» うるさいやつですがそんなに優しく言っていただいて嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年4月7日 19時) (レス) id: dba7803696 (このIDを非表示/違反報告)
アババ - はんなり豆腐さん» もう、全然構いませんよ！逆に読者の方々とやり取りできるのは、ジャニオタとしても作者としても嬉しいかぎりです…！ (2020年4月7日 11時) (レス) id: fcf1d7c074 (このIDを非表示/違反報告)
はんなり豆腐(プロフ) - アババさん» はい！もーアババさんがうざって思うぐらいコメントさせていただきます！ (2020年4月7日 1時) (レス) id: dba7803696 (このIDを非表示/違反報告)
アババ - はんなり豆腐さん» うわー、マジですか笑お話の構成うまくいってないかなーって思ってたんで安心しました…(ホッ 続編でもご感想お聞かせくださいね！ (2020年4月6日 16時) (レス) id: fcf1d7c074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アババ | 作成日時：2020年2月16日 17時
