鬼たちから好かれる件

食料調達 ページ5

日が落ちそうな 森を2人で歩く




そっと 私の手に触れる






A)ん？







猗窩座)手 出しな






えーと 手とは？





A)大丈夫だよ 私



迷子にならないし 戦えるし





猗窩座)良いから 俺が繋ぎたいだけ







無理やり 指を絡めてくる





え/////






A)ちょっ…ちょっと！何してんの






猗窩座)顔 真っ赤だぞ







うるさいなぁ






もう 心臓うるさい！







A)食料調達ってだけなのに



手 だけだからね！変な事したらぶっ倒すよ






猗窩座)保証は出来ねーけど 良いぜ







彼の手は 暖かった







私は こう見えて冷え性







直ぐ 冷たくなって けど






猗窩座の手は 暖かった






ぎゅっ。







A)そんな 強く握らなくても



逃げたりしないから それに


私が誘った訳だし




猗窩座)お前って 俺が居るのに



何でそんな 浮気すんの






はあ？





誰が いつ






猗窩座とそうゆう関係になったの






A)笑えない冗談だなぁ






猗窩座)いや 本気だけど






A)てか別に浮気とかじゃなくて



勝手に好かれてるの！


別に 何かした訳じゃないのに





猗窩座)華奢な身体してる癖に


お前って強いし 普通に可愛い




な、な、な/////





A)良くそんな恥ずかしい事


さらりと言えるね？


童磨 相手してるみたいに私にも


毒舌言ってくれたら 良いのに





猗窩座)お前は 特別



単純にあいつが嫌いってだけ


いや お前に手出しだす奴 全員嫌いだ





A)ま、良いけど


どのみち慣れるしかないし


人の匂い 近くにいるね




猗窩座)お前は そこに居ろ



俺が食料調達してくる




A)それじゃ お言葉に甘えて






私は 別に 皆の事 嫌いじゃない






ただ 困るし戸惑っちゃうから





何としても 私の唇は 守らなければ！






謎の使命感に狩られました






さてと 食料調達どれくらいあったかな





A)どうー？





猗窩座)3人だな



ま、今日は 持つだろうな





A)後は 帰るだけかー





猗窩座)俺が持つ





A)いや 流石に 重くはないかもだけど



一人くらい持つよ！ 貸して





猗窩座)その 身体で


力がある。お前は 本当に 良い女だ





A)そう。でも 私



力だけが 取り柄だし


無惨様にも 褒められる





猗窩座)俺が 褒めてやろうか？

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