鬼たちから好かれる件

心配 ページ17

ここに来て 朝を迎える



陽の元は 歩けないから
中で窓の外を見る



眩しい日差しが突き刺さる




A)ちょっときついかも




私は ちょっとした日差しも受け付けない





皆は きっと私を探しているであろう






猗窩座side



あいつの部屋から 出て
暗闇の中 探し回ったが見つからなかった



朝日が昇る前に 仕方なく戻る事にした




(童磨)見つかったか？




(猗窩座)いや




(黒死牟)こんな事は 初めてだ




そうだ あいつが居なくなる時なんて
今まで1度もなかった




あいつを困らせてるって分かってた
それでも止められなかった




(黒死牟)陽が沈む その時に見つける




(童磨)俺が見つけるけど




(猗窩座)チッ 一体何処に行ったんだ




あいつの事になると いつにも増して
真面目っつーか




本当 愛されてんな お前





(黒死牟)無惨様には 私が伝える





(童磨)大丈夫？ 殺されない？




(黒死牟)問題ない




あいつが居ないこの場所は
特に静かで 当たり前に



そこに居た お前が




俺の前から 姿を消した






(猗窩座)俺がお前たちが
あいつを苦しめた



特にお前だ クソ童磨


毎回毎回 突っかかり過ぎだ！





(童磨)何を仰る 俺は別に
Aと話がしたいだけで


だって 特別枠の信者、愛の信者なんだ





(猗窩座)ぶっ殺すぞ





(黒死牟)私が戻るまで
何かやってみろ


口を慎め 猗窩座






毎度の事 俺が注意される
このバカが上ってだけでな




(猗窩座)チッ

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