(鬼滅の刃) 我妻の姉

血痕の行方 ページ22

(炭治郎)「血がこんなに
鬼が 連れ去った後だろうか」

(善逸)「それにしても 何処まで
続いているんだ」

(伊之助)「こんな奥に行って
何があるんだよ」

(炭治郎)「それは行ってみないと分からない」

(善逸)「所で炭治郎 後ろから
ついてきてる人って確か柱だよな」

(炭治郎)「Aさんが言ってた人だから
きっと 柱だ」

(善逸)「何で 俺たちについてくるんだよ」

(炭治郎)「Aさんに
言われたからじゃないか？」

(冨岡)「おい。」

(善逸)「ビクッ」

(炭治郎)「何ですか？」

(冨岡)「何をこそこそ話している」

(炭治郎)「すみません！
善逸が聞いてくるもんだから」

(善逸)「え？俺」

(炭治郎)「あの 冨岡さん
Aさんとは どうゆう関係何ですか？」

(善逸)「それ 聞く？」

(冨岡)「………同期だ」

(伊之助)「お前ら 何 話してんだ」

(善逸)「お前は 分からないんだから
入って来なくて良いよ」

(伊之助)「俺にだって分かる！」

(炭治郎)「Aさんも言ってました
同期だって 冨岡さんと

仲が良いと聞いてます」

(冨岡)「少し話す程度だ」

(伊之助)「あの怖い人と
仲良いのか」

(冨岡)「怖くない」

(善逸)「嘘だろ！何言ってんだよ
怖いだろ！あの優しい姉さんが

怒ったら いやーー！」

(炭治郎)「善逸 落ち着くんだ
冨岡さん 実の所 俺も怖い人だって

思ってます。でも それより優しさが
あるから 俺は」

(善逸)「俺は？」

(炭治郎)「何でもない！」

(冨岡)「好きなのか」

(炭治郎)「ち、違います！/////」

(善逸)「そうなのか 俺はてっきり」

(炭治郎)「あーもう！俺の事は良いから
早く 血痕の後を追って

手がかりを見つけよう」

(伊之助)「今 そこで 音がした」

(善逸)「ん？本当だ 音がする」

(炭治郎)「鬼？ いや 何だ この匂い」

(冨岡)「俺が見てくる」

(炭治郎)「え、ちょっと冨岡さん」

(善逸)「何か声も聞こえる」

(伊之助)「俺も行く」

(炭治郎)「どんな声なんだ」

(善逸)「悲鳴だ 男女が混ざった声」

(炭治郎)「俺達も行こう」

(善逸)「うっ。怖いー。炭治郎〜
待ってくれよ〜」

(炭治郎)「善逸 掴まないでくれ
走りにくいだろ」

(善逸)「だって 怖い…。」

(炭治郎)「善逸 頑張るんだ！」

(善逸)「んな事 言ったって…」

(炭治郎)「……」

(善逸)「何だよ その顔！
行けば良いんだろ！行けば！うぅー。」

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