#5 ページ6
『はい コーヒー と水』
美園「俺、ちゃんと頼んだよな？」
『え、そうだっけ。』
里塚「本当 相変わらずだな」
『そうかな。』
美園「んな事より早く俺にもコーヒー出せ」
『はいはい 仕方ないなぁ』
マスター「大丈夫。入れといたよ」
『流石 マスター！』
コーヒーを受け取って再度持っていく
『はい んじゃ水は回収ね』
里塚「お兄さんは元気にしてるか」
『してるよ。うるさいくらい』
美園「へぇー。あんた兄貴なんか居んの」
『そう めちゃくちゃ過保護でさー。
一個の事に凄い心配するし、だから
ここで働くってなった時も大変だった』
里塚「会う度に 聞かれるしな」
美園「兄貴に似たんだな」
『はぁ！全然 似てないから！』
机を ダンと軽めに叩く
里塚「確か…この人だ。」
美園「性格所か見た目すらもどことなく
似てるんじゃないか？」
『だから！似てないってば』
美園「この目元なんか特に」
『はっ倒すぞ！』
里塚「まぁ落ち着け。似てると言われて
嬉しがるのは、あっちの方だ」
『まあね。うざいくらい私の事
好きだもんね うざいくらいにね』
美園「2回も言うなよ」
『所でさ、コーヒー美味しい？
マスターの自慢の味だよー。』
里塚「ああ 美味しいよ」
美園「良いんじゃないか」
『はいそこ、素直に美味しいって言え』
美園「別にどっちでも良いだろ」
『良くない。じゃないと水に変える』
美園「脅迫かよ！」
里塚「仲が良いな。今日初めて会ったと
言うのに。」
『あーでも、私 この人の名前忘れた』
美園「美園 礼音だ！覚えとけよ」
『ふーん。なら、れおれおで良い？』
美園「張り倒すぞ」
『わぁー。怖いなぁー(棒)』
里塚「…ﾌｯ。楽しそうで何より。」
『えー。じゃあ何て呼ぼうか？』
美園「何でも良い」
『じゃあやっぱ、れお…』
美園「そこから離れろ！！」
『何だよ。何でも良いって言ったじゃんか』
美園「はぁ…なら普通に礼音で。」
『つまんな』
美園「…はぁ！」
カチャと音がして
『いらっしゃいま…げっ！』
「おー。久々に会う奴も居んなー。
A お兄ちゃんが会いに来たぞ」
里塚「噂をすれば」
美園「じゃあ この人が」
「こいつの兄貴でーす。」
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作者名：takuto | 作者ホームページ：http://hatunemiku
作成日時：2020年6月4日 2時
