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「おまたせ、ってお前どうした？顔青いぞ？」
「あっ、うん。ちょっとさ、あの噂のお婆さんに一言言われちゃって。」
「は、まじで！？なんて言われた！？」
「お前は孤立するって…。あの人の言ったこと外れたことがないだろ？だから怖くってさ…。」
「あははっ！あの婆さんも馬鹿だなぁ！こいつが孤立するわけないのに笑
お前は街のみんなから好かれてるんだから、自信もてよ！」
友人にとって、そのお婆さんの発言がよほどおかしかったのか、涙が出るほど笑っていた。
青年は自分でも思っていた。
青年は日々人から嫌われないようにしてきたつもりだ。
もちろん悪いことをしてる人とは関わらないようにしているが、それ以外にはみんなに平等に優しくして、人が喜ぶことをしてきたつもりだった。
だが、青年は信じ込みやすいタイプでもあった。
街の人や友人や恋人がどれだけ励ましても青年は不安な気持ちで居た。
だが、ある日。
その日はまた別の友人と街をぶらぶら歩いていた。
「おい、どうしたんだよ。」
急に青年がしゃがみ込む。青年は目眩がしてしゃがみこんでしまったのだ。
目を咄嗟に閉じて暗闇に包まれると暗闇の中に一つの情景が浮かび上がってきた。
「竜巻が来る…。」
「は？」
青年は暗闇の中でこの街が大きな竜巻に巻き込まれているのを見たのだ。
「いや、わかんない。急に見えたんだ、でも、なんか妙にリアルで…。」
「こんな晴れてるのに竜巻なんて起こるわけ無いだろ〜。夢でも見たんじゃねぇか？」
夢？そんなわけない。寝てないんだから。まじでなんだったんだ。リアルすぎて冷や汗が。
そんな不信感をいだきながらまた友人とブラブラと街を歩き始めた。
「…っ。」
友人が耳を突然抑えた。
「どうしたんだ？」
「いや、耳鳴りが…。」
耳鳴りがしたと言う友人。空を見上げると真っ黒な雲。雷鳴が聞こえる。さっきまで快晴だったはずなのに。
青年はこの現象に心当たりがあった。
これは竜巻が起こる前兆だと。
青年の見た情景は大きい竜巻が発生し、街に大きな被害を与えたものだった。
「竜巻が起こるぞ！！！みんな急いで自分の身を守れ！！！頑丈な建物の中に急いで入れ！！！そして窓から離れろ！！！」
青年は一生懸命に叫ぶ。
きっとあの光景を見たのは僕だけだから、と。
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姫愛羅(プロフ) - くらうんさん» えっくらうん！？まじで！？コメントありがとう嬉しいよ(T_T)まじか！運命かなにかじゃんwそう言ってもらえると本当に嬉しい！ありがとう！！これからも頑張るね！ (11月6日 8時) (
レス) id: bb7f950f3c (このIDを非表示/違反報告)
くらうん - てぃあらちゃん…！！これ前見てたしなんならお気に入りだったやつ…！！まさかとは思ってたけど本当だったのか…！応援してます…！！頑張ってください！！ (11月5日 17時) (レス) id: cb2f978ff8 (このIDを非表示/違反報告)
姫愛羅(プロフ) - だっふぃーさん» わぁぁぁ！お祝いのコメントありがとうございます！！そう言って下さるの本っ当に嬉しいです！！色んなジャンルに手を出すことは自分にとっての挑戦で不安がたくさんですが、そう言って頂けて少し自信がつくことが出来ました！これからもどうぞよろしくお願いします！ (7月22日 23時) (レス) id: 40f9f6be6d (このIDを非表示/違反報告)
姫愛羅(プロフ) - 風呂敷ёさん» わぁぁぁ！！わざわざお祝いのコメントありがとうございます！！英語が本当に苦手で翻訳させて頂いたんですが、見た瞬間に幸せの気持ちでいっぱいになりました…本当にありがとうございます( ᴗ_ᴗ̩ )♡ (7月22日 23時) (レス) id: 40f9f6be6d (このIDを非表示/違反報告)
だっふぃー(プロフ) - 姫愛羅さん、誕生日おめでとうございます！「空」という作品、暖かくほっこりするのと同時に少し切ないような読後感でとても好きです…！怖いものからファンタジーものなどたくさんのジャンルを書かれる作者様の作品が大好きです。これからも応援しています‼︎ (7月22日 22時) (レス) id: cd3561a74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫愛羅 | 作成日時：2022年8月30日 21時
