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不良少女の恋愛感情52 ページ13
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昔聞いた曲を思い出した。
気づけばボヤけてしまっていた
いつまでもこんなことじゃ
ダメだって分かっている
いつの間にか見えない程濁っていたから
もう何が綺麗かなんてわからなくなってきた…
「…て…お、…てよ…。」
「…あ…。」
「起きてよ。寝ぼけてないで。」
「ん、あ…。」
「はあ…やっと起きた。今日は土曜日だけど君を
両親の元へ返す日だから早く起こしたよ。」
「…。」
月島に起こされた。
あの後いつの間にか寝落ちしていたみたいだ。
はっきり言って両親の元へ帰りたくない。
帰る場所が見えなくなる
私を見つけて…
私が私でいられる間に…
消えない間に…
頭に流れる音楽。
「とりあえず行くよ。」
私の背中を優しく叩いた。
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