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節分 ページ34

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Aside









「恵方巻出来たから運んで−」


祐「あーーーい」


拓「うまそ」


「お茶入れた？」


佑「うん！」









稜「今年どこ向くんだっけ？」


海「北北西！」








太陽がスマホを出して
方位磁針のアプリを開く。







「北北西ってことは、、
冷蔵庫らへん向けばいいのかな？」



晃「それ北東やん(笑)」


「え」


稜「それは北東ですよ〜〜〜〜」


「むか！！つく！！」







海「ＴＶの方！」


祐「おっけ〜」









稜「喋っちゃダメだからね？」


佑「分かってるって〜〜！」









「「いただきまーす」」









黙って食べる。


小松菜が切れてなくて
びょんと出てきて焦る祐基が視界の端に映る。


晃一がそれを見てにやにやしてる。


私も笑いを堪えるのに必死。









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食べ終わって
豆まきの準備。



鬼はじゃんけんで負けた晃一。









玄関のドアを開けて
鬼のお面をかぶった晃一が入ってくる。





「「鬼はー外！福はー内！」」






稜「おりゃあ」


「私鬼じゃないんだけど！？
誰か投げてるよね？？」


拓「ヒャハッ」


「お前か、草川。」


拓「うわあ！本物の鬼がいる！！」


「おい(怒)」









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