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貴方side
拓也さんに部屋の前まで送ってもらい当たり前のように招きいれると申し訳なさそうな顔で笑った
江口「明日朝早いから今日はもう帰るよ」
貴方「…」
江口「そんな顔しないでよ〜笑、俺だってもっと一緒にいたいよ」
もう帰ってしまうのかとシュンとしょげていたがその言葉が嬉しくて顔を上げた
ポンポンと頭を撫でてくれる拓也さんに微笑むと何故かクスッと笑い首を傾げた
江口「ごめん笑、Aちゃんって表情コロコロ変わるから面白くて笑」
貴方「!」
江口「可愛いよ」
お顔が整った拓也さんに真正面からそんな風に言われて照れない人はいない。
恥ずかしさを誤魔化すように俯くと頭にあった手が頬に移動した
顔をあげるとゆっくりと顔を近づけてくるのが見え目を閉じた
唇が離れると何も言わずに微笑んでくれる拓也さんに思い切り飛びつくと支えるように抱きしめてくれた
貴方「たぐや、だいすぎっ」
江口「俺も大好きだよ」
貴方「また、ね。おやすみなさ、」
江口「おやすみ!」
最後にもう一度だけ強く抱きしめ満足してから拓也さんから離れた
家の中に入り玄関のドアの隙間から顔を覗かせ拓也さんに小さく手を振った
拓也さんは手を振り返し微笑むと自分の家へと帰って行った
部屋の中に入った私はソファに座り、今日長嶺さんに渡された資料に目を通した
けど頭の中は拓也さんの事でいっぱいだった。
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シーズン2お待たせ致しました🙋🏻♀️
よろしくお願いします🎶
はっとり
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はっとり(プロフ) - 79m645x7ftさん» ありがとうございます!更新頑張ります😖 (12月17日 21時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
79m645x7ft(プロフ) - ずっと好きでみさせてもらってます!!更新頑張ってください! (12月17日 20時) (レス) @page28 id: dad2f886bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2022年12月13日 21時