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お風呂から出ると既にドライヤーの準備をしてくれていてあぐらをかいている拓也さんに飛び込むように座った
いつものようにパックのレモンティーを飲みながら乾かしてもらい気分はもうお姫様だ。
時折拓也さんにストローを向けると飲んでくれるのがまたちょっと嬉しいんだ。
江口「よし、終わり!」
貴方「ありぁと!」
江口「どういたしまして。Aちゃん髪の毛サラサラで羨ましいな」
貴方「たくや、ゴワゴワ」
江口「もう毛根も頭皮も死んでるから笑」
貴方「でも、ふわふわ、好き」
江口「そう?」
拓也さんの髪の毛は確かに傷んでてゴワゴワしてるけどなんかふわふわしてて好き。
毛質なのかな?鳥の羽みたい。
ストローを咥えてレモンティーを飲んでいると拓也さんにジーッと見つめられ首を傾げた
それでも見つめ続けてくる拓也さんにレモンティーが飲みたいんだと思いストローの口を向けてあげた
すると私に顔を近づけストローを咥えるかと思いきやそのまま通り過ぎて私に唇を重ねた
貴方「!」
江口「…レモンティーの味する」
貴方「あま、い?」
江口「甘い。もう1回確認していい?」
貴方「だめ」
江口「えー。ダメなのー。」
子供っぽくいじける拓也さんを見てクスッと笑い今度は自分の方から唇を重ねた
貴方「あまっ、い?」
江口「超甘い。もう1回」
貴方『もう味しないよ笑』
江口「じゃあ確認させて」
なんていう拓也さんに笑いながら「いいよ」と手話で伝え頷くとすぐに唇が重なり今度は深い口付けに幸せな気分に浸った
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はっとり(プロフ) - 79m645x7ftさん» ありがとうございます!更新頑張ります😖 (12月17日 21時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
79m645x7ft(プロフ) - ずっと好きでみさせてもらってます!!更新頑張ってください! (12月17日 20時) (レス) @page28 id: dad2f886bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2022年12月13日 21時