壱 ページ2
「みんな…、知ってる……。」
西川「おん。」
・
絶望を感じた。(?)
皆にバレてた。中島さんにも…。
私の春が終わった。
始まってもないけど、、
・
西川「卓さんは知らんけど。」
????
「それ先に言ってください!」
西川「ごめんて笑、ちょっとからかっただけやん」
「じゃあ皆さんにバレてるというのも?」
西川「それはほんと」
どうしよう、宮西さんとかにバラされそう
あと翔さんとか…、杉谷さん…はないか。
……
というか。
「西川さん、ご用は?」
西川「あ、それ聞いちゃう?」
「いやいや、聞きますよ…笑」
西川「特に用はないけど元気してるかなって」
「は、はあ」
西川「心配してあげてんの!」
「それは有難いんですけど時間大丈夫ですか?」
結構な時間話していたことに気づく。
それを伝えると西川さんはギョッとして
じゃあね〜と戻っていく。
なんだかんだ西川さんは優しい
西川さんに限らず、ファイターズの皆さん全員。
いい職に就けたな〜と我ながら感動。
だけど。
・
私はいけない感情をもっている
恋をしている
叶わない恋を。
・
ーーーーーーーーーーーーーーー
・
最初は憧れだった。
一番最初に名前を呼んでくれた。
Aちゃん、と。
そして喋る時もどこか余裕があるような感じが
あって。
ダメだとわかっていても惹かれてしまう。
・
私はがっつりアピールするタイプじゃないし
目立たないし
口下手だし、全然中島さんのタイプじゃないから
8割くらいもう諦めてる。
けどこの気持ちにいつか気づいてくれたらいいな〜
なんて。
無理に決まってるけど
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作者名:ヤクルトハム | 作成日時:2019年6月15日 18時