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「みんな…、知ってる……。」


西川「おん。」








絶望を感じた。(?)
皆にバレてた。中島さんにも…。


私の春が終わった。
始まってもないけど、、










西川「卓さんは知らんけど。」




????






「それ先に言ってください!」


西川「ごめんて笑、ちょっとからかっただけやん」


「じゃあ皆さんにバレてるというのも?」


西川「それはほんと」






どうしよう、宮西さんとかにバラされそう
あと翔さんとか…、杉谷さん…はないか。






……





というか。



「西川さん、ご用は?」


西川「あ、それ聞いちゃう?」



「いやいや、聞きますよ…笑」


西川「特に用はないけど元気してるかなって」



「は、はあ」


西川「心配してあげてんの!」


「それは有難いんですけど時間大丈夫ですか?」





結構な時間話していたことに気づく。

それを伝えると西川さんはギョッとして
じゃあね〜と戻っていく。







なんだかんだ西川さんは優しい

西川さんに限らず、ファイターズの皆さん全員。
いい職に就けたな〜と我ながら感動。






だけど。













私はいけない感情をもっている

恋をしている



叶わない恋を。









ーーーーーーーーーーーーーーー









最初は憧れだった。


一番最初に名前を呼んでくれた。


Aちゃん、と。





そして喋る時もどこか余裕があるような感じが
あって。



ダメだとわかっていても惹かれてしまう。










私はがっつりアピールするタイプじゃないし

目立たないし

口下手だし、全然中島さんのタイプじゃないから
8割くらいもう諦めてる。



けどこの気持ちにいつか気づいてくれたらいいな〜




なんて。


無理に決まってるけど

弐→←零



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作者名:ヤクルトハム | 作成日時:2019年6月15日 18時

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