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Re:図書館のあの子 * 01 ページ7

あの日あの後、マサイくんの家に二人でシルクを迎えに行った。友達に戻れた事を伝えたら今まで見たことないくらいに目をまん丸にして、"は?"って言われたのだけど、その後モトキがシルクを引っ張って、部屋の奥に消えていき、戻ってきた時にはいつものシルクだった。

"お礼として、ビールを俺らに一本ずつ"と言うシルクに"はいはい"と返して、モトキと二人で懐かしい話をしながらコンビニに。
4人で宅飲みをして解散となった。

そして、その夜。

"今日はありがとう。また日曜日ね。おやすみA"

モトキから届いたLINEをずっと眺めては、仲直りできた事を実感して、また少し泣きそうになった。

* * *

「このパンケーキ美味しいっ」

モ「ふふ、良かった。ペケが教えてくれたんだよね、この店」

テラス席のあるお洒落なカフェ。テーブル席で向かい合って、パンケーキを食べる。あの頃に夢に見たデートみたいで嬉しくて、始終顔がにやけてる自分がいる。
翌々考えたら、今までデートらしいデートなんてしたことなくて。異性と二人で出かけるなんて、シルクと二人で飲みにいったりしたくらいだろう。モトキは結構あるのだろうか。

今日は約束の日曜日。
現人生最大のイベントは前日から凄く大変で。
モトキはどんな服装が好きなのか。どんな髪型が好きなのか。メイクは何が好み?香水は嫌いじゃない?バッグはどれにしよう。アクセサリーは?
今までこんな事考えたことなかった。好きな人と出掛けるのがこんなに大変な事だったなんて。
恥を忍んでシルクに聞くも、"そんなん知らん"と返ってくるばかり。"そこを何とか絞り出して"とお願いすれば"シンプルなやつじゃね"と。
結果カジュアルな感じで、白の透け感のあるノースリーブシャツにスキニージーンズをロールアップ、少し深めにあいた首もとにはシンプルな小ぶりのネックレス。耳元には揺れるピアス。ハンドバッグに、高すぎないヒールのサンダル。
鏡の前で何度も1人ファッションショーを行った結果、気合いの入れすぎにならない程度にカジュアルがベストという答えにたどり着いたのだ。
髪も低い位置でくずしてサイドアップにまとめた。
女子は大変なんだとこの時初めて実感したのは、流石にシルクにも内緒だ。

その甲斐あって、待ち合わせたモトキが
"デートのAってこんな感じなんだ、すごく可愛いね"、と。
もう死んでもいいと思ったくらいだ。そして"デート"と認識していいんだ、と思うと余計に顔がにやけた。

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設定タグ:夢小説 , フィッシャーズ , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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めいみ(プロフ) - Rさん» 2年以上前のお話にコメント頂けるなんて…ありがとうございます!!すごく嬉しいです(;ω;`*)同じモトキくん推しなんですねっ!最近はお話は書いていないのですが、是非仲良くして下さい♪因みに私の最近の楽しみはモトクラです(笑) (2021年8月4日 12時) (レス) id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
R - お話最後まで読ませて頂きました。最後凄く感動して1回目読んだ時はこっちも泣いてしまいました(笑)作者様はモトキ推しなんですね!私もモトキ推しなんですよ!(マサイも推し)これからも同じ推し同士仲良くしたいのですが良いでしょうか? (2021年8月3日 7時) (レス) id: 25d77a33b7 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - wwwさん» コメントありがとうございます!!未だにコメント頂けるなんて嬉しいです(;ω;`*)仕事が落ち着き次第更新再開しますので、その時はよろしく御願いします♪♪ (2020年3月7日 11時) (レス) id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
www - 物語を作るのがうまいですね!!!2時間ゆっくりと読ませていただきました・・・もううっとりです。またモトキ落ちのこういうやつ作って下さい!(^^♪ (2020年3月6日 18時) (レス) id: d6b1d31587 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - なしろさん» コメントありがとうございます!完結して数ヶ月してもまだ読んで頂けてるなんて、すごく嬉しいです(つд;*)短編集『ミナモ』にシルク落ちでも書いてるのでよろしければどうぞ(笑) ありがとうございました(*´ω`*) (2019年4月10日 20時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meimi | 作成日時:2019年2月18日 20時

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