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再会 * 04 ページ42

シルク side


シ「・・・大きいのとたれ目」


"ガチャガチャ"
丁度いいタイミングで玄関のドアの音。

マ「お?来たんじゃね?大きいのとたれ目」

ン「大きいのってもしかして俺?」

玄関の方からンダホ笑いながらが叫ぶ。足音と共に歩いてくるンダホとモトキ。そして。

ン「あ、どうも、シルクの幼馴染のンダホです」

ダホが入り口を塞ぐ感じで立ち止まりモトキが後ろでじゃれている。こいつらホントに仲良いな、と思う俺もいつもこんな感じかと思うと笑いそうになるのだが。

モ「いい加減どけよ!あ、どうもっ、モト・・キ・・・で、す・・・」

笑顔の突っ込みから一変。何があってもリアクションが薄いモトキが、明らかに動揺しているのは確かで。息をするのも忘れたようにAを見て固まっている。Aも今までの笑顔から一変驚いた表情のまま固まってしまっていた。知り合いなのだろうか。

シ「何、お前ら。知り合い?」


* * *

A side



ドアが開き大きい人か先頭に歩いてくる。本当に大きい。それは縦にも横にも。でも、笑顔が可愛くとても優しそうだ。

ン「あ、どうも、シルクの幼馴染のンダホです」

ンダホくんというらしい。そのまま入り口を塞いで後ろの人を入れないようにしてる辺り、仲良しなのが伝わってくる。後ろの人もきっと優しいし人だろうな、そう思った時だった。

モ「いい加減どけよ!」

その声に。
一瞬にして煩く脈打ちだす心臓。息が吸えなくなる。6年ぶりに聞く声。でも、聞き間違えではなく、しっかり覚えていて。そして。ンダホくんの後ろから勢いよく飛び出して来たのは間違いなく、モトキ本人だった。

モ「あ、どうもっ、モト・・キ・・・で、す・・・」

私を認識した途端に失速していく声。
お互い固まってしまい、不思議に思ったのだろうシルクが入ってくる。

シ「何、お前ら。知り合い?」

「・・あ、え・・・あー・・・うん」

言葉が出てこない。"知り合い"。そうだ、あの時の全ての関係が消えてしまったんだ。きっと今はもう友達でもない。
ふとモトキの方を見ると、先程までの表情とはまた一変して笑顔に戻っていた。

モ「高校のね。でもびっくりしたー、シルクの友達がAさんだったなんて」

シ「マジか。ここに繋がりがあったとは」

「あ、ははっ、本当だねっ、びっくり!ははっ」


私は今ちゃんと笑えているのだろうか

伝えたいことがたくさんある
聞きたいことがたくさんある

モトキは今何を思っているのだろうか

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設定タグ:夢小説 , フィッシャーズ , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます!そう言って頂けるとすごく嬉しいです(つд;*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 届くまで*モトキ楽しく読ませてもらってます!キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω`*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ?!(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meimi | 作成日時:2019年1月23日 18時

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