再会 * 03 ページ41
シルク side
キッチンから追い出されて一時間半。
空いた時間で編集をしていたら部屋中に食欲をそそる匂いが広がってくる。
「シルクー、テーブル片付けて！運ぶの手伝って！」
不要扱いされていた俺の出番がようやく。
"同棲したらこんな感じのなか"なんて思ってしまうあたり、2年前の想いを断ち切れてない自分が。
料理を並べていけば、まるで俺の家じゃないようで。あいつらの驚く顔が容易に想像できた。
シ「Aって意外と家庭的って言うか、すげぇな」
「意外って何よ。いいんだよ、もっと褒めてくれても」
ニヤニヤとしながら言ってくるもんだから、褒めるのはやめた。
"ピーンポーン"
チャイムがなると同時にドアが開く。
マ「ハーイ、マッスワァーイ」
と、ハイテンションに入ってきたのはもちろん。
自分が一番だと思ってたのだろう、先客と目が合いあたふたとし始める様はとても面白い。
マ「えっ、あっ、どうも。はじめまして、マサイです」
シ「今入ってきた時は完全に"マファイ"だったけどな」
笑うAを見て、俺にクレームが入る。
"先に友達来てるの教えとけ"と。
何にしてもこいつらは直ぐに打ち解けそうなので、問題はないようだ。
「Aです。よろしくね、マサイくん」
そして、マサイが興味を示したのはやはり。
マ「今日のメシって手作り？」
そう言うとブルスケッタに手を伸ばしそのまま口の中へ。"あっ"と言う俺をよそに第絶賛。そのままAと料理の事で盛り上がっていた。
ンダホとモトキが来るまで先に始めるか、そう思い冷蔵庫から缶ビールを3本。二人に手渡すと、プルタブを開ける良い音が。
シ「んじゃまぁ、先に。お疲れーっ」
ビールを片手に料理をつまむ。
マサイがローストビーフに手を伸ばすと、Aが俺が下味を付けたことについて話す、それに対してマサイは最近のムキムキクッキングの話をして、Aは顔をしかめていた。
「やっぱり座らせて正解だったね」
シ「折角の俺の善意を」
そしてまたビールを一口。
マサイは人見知りな方だが、Aが全く人見知りしないので、バランスが良かったのだろうか。
マ「ダホちゃん達はいつ頃来んの？」
もうそろそろだろうか。時計を見ればいつの間にか20:15になろうとしていた。
シ「ぼちぼち？」
「どんな人達なの？」
どんな。
長年一緒にいるからこそ、どんなと言われるとそれはそれで難しい。一言で言うなら。
シ「・・・大きいのとたれ目」
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (
レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます！そう言って頂けるとすごく嬉しいです（つд；*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 届くまで＊モトキ楽しく読ませてもらってます！キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω｀*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ？！(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年1月23日 18時
