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告白 * 03 ページ7

「好き」

目をそらさずそう伝えた。
モトキの目が真ん丸になる。驚いてるのがわかると、急に恥ずかしさや振られる恐怖が沸き上がってきた。

「だからっ、あの、もし、私の事、嫌いじゃなかったら・・・付き合ってほしい、です」

真ん丸な目元か優しく微笑む。
モトキから笑い声が漏れる。

モ「ふふっ、なんでどんどん弱々しくなっていくのさ」

「だって、振られるの怖いし・・・」

垂れぎみな目元が更にカーブを描く。
ドクンドクンとうるさい心臓の音。モトキに聞こえてるんじゃないかと心配になる。

モ「振られると思ってたの?ふふっ。じゃぁ俺からも。Aが好き」

"俺も振られないで良かった"なんて笑うモトキは本当に可愛くて。男子に可愛いというのは怒られるだろうか。

「嬉しいっ、へへ。何か照れるね」

モ「よろしくね」

チャイムの音がする。
もうすぐ休み時間も終る。

「戻らなきゃっ」

罰ゲームからの本気の告白は見事に成功して、暖かいようなむず痒いような。二人で急いで教室に戻る。戻ったら柚と奈々に話そう、OK貰ったって、おめでとうって言ってくれるかな。そんな事を考えながら。
休み時間の余韻が残る教室はまたざわついていて、それぞれ自分の席につく。

柚「で、どーだったの?」

ニヤニヤと話しかけてくる。祐太は少し席が遠い。奈々と直人は隣のクラスだ。先生はまだ来てない。だったら、先ずは柚だけにでも。

そして

この選択が全ての始まりだった


「モトキに、OK貰ったよ!」

柚「まじでっ」

驚く柚にずっと片想いをしてたことを伝えようとした瞬間。教室の入り口から先生が入ってくる。こういうもっと話したい時に限って、彼等は図ったように絶妙なタイミングで現れるのだ。"後でね"と伝え前を向く。

授業内容なんて正直全く入ってくるわけもない。付き合うことになった今、私はモトキの彼女になれたわけで。一緒に帰ろうって誘うのもおかしくない。火曜日だけの図書館仲間だったけど、一緒にデートだって出来る。モトキは自分の友達に私の事を紹介してくれるだろうか。色んな事が頭を巡り顔がニヤケそうで、あわてて下を向いた。そもそも、先ずは連絡先を交換したいところだ。この3年間、図書館で毎週会っていたのにろくに連絡先もしらないと言う事に最近気がついた。

『・・・っ、A!』

「え?あ、はいっ」

『英文の続きを』

続きとは。どのページかすらも把握してなかったと言うのに。指摘されたがこればかりは仕方なかった。

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設定タグ:夢小説 , フィッシャーズ , モトキ   
作品ジャンル:恋愛
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます!そう言って頂けるとすごく嬉しいです(つд;*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 届くまで*モトキ楽しく読ませてもらってます!キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω`*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ?!(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:meimi | 作成日時:2019年1月23日 18時

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