きっかけ * 02 ページ14
由「紹介するね、友達の凌」
凌「よろしくね。こいつらは俺の友達で拓実とシルク」
拓「由奈ちゃん、Aちゃん、よろしくね」
シ「・・・普通に飯って聞いたはずなんだけど」
斜め前に座ってる人はシルクくんと言うらしいが、なにやら私と似たような境遇に居るらしく、勝手に親近感がわく。目付きは悪く、歩き方も怖い人みたいな感じがしたが、そうでもなさそうだ。騙した罰くらい、いいだろう。あせる由奈を見たくて、シルクくんに話しかける。
「あ、わかります、私も今日合コンだなんて一言も聞いてなくて。ね？由奈さん？」
"あはは"と笑って誤魔化す由奈。そんな由奈を見て、私とシルクくんは目を会わせ目、笑ってしまった。
"ま、まぁ、楽しく飲もう！"と言う由奈が、あまりにも誤魔化せてなくて、思わず笑ってしまう。
それからは、距離を縮めようと頑張って盛り上がってる凌くんと拓実くん。
今までは一度も楽しめた事がなかった合コンだったが、今回は。
凌「コイツの身体能力まじやべーから！」
シ「言うほどそんな。体を動かすのが好きなだけだって」
拓「謙遜しちゃってー」
シ「お前、めんどくせぇー」
そんなやり取りにその場が和む。
聞けばシルクくんは体を鍛える事が好きらしく、アスレチックやパルクール場によく行くそうだ。
由「ねぇねぇ！じゃぁ、今度皆で行かない？アスレチック！」
由奈の一言で盛り上がる男性陣2人。
あまりの盛り上がりように私とシルクくんは目を合わせて笑ってしまっていた。
* * *
日付は決まらなかったが皆でアスレチックにいく方向に話は落ち着いた。
帰り道、由奈が私に笑顔を向ける。そして"ごめんね。でもよかったー"と満足そうに伸びをする。
由「何か楽しそうだっから」
ちょっと強引な所はあるけど、凄く優しい子。少ししか話してない私の高校時代の恋の話、"今も好きなんだよね？"と涙を流して聞いてくれた。その恋を忘れられるような人に出会えばいいよ、合コンだって由奈の気遣いだったりするのだ。だけど、今まで何回か参加したが全てが無色だった。
でも今日は。
"好き"とか"恋"とかではなく、純粋に楽しいと思えたのだ。それはきっと。
由「シルクくん、優しそうじゃん」
由奈も気づいていたようだ。
「そうだね。一番気が合うかも」
由「"好き"に発展するかな？」
「それは・・・難しい、かな。ほら、私のタイプは二重でタレ目の人だから」
冗談まじにりそう言うと"そうだった"と笑ってくれた。
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#Mitsumaru(プロフ) - めいみさん» やったぜ(笑)楽しみにしてます♪(`ω・´) (2019年2月17日 23時) (
レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます！そう言って頂けるとすごく嬉しいです（つд；*)お話も終盤ですが、二人の恋を見守って頂けると嬉しいです♪ (2019年2月17日 22時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 届くまで＊モトキ楽しく読ませてもらってます！キュンキュンしたり、ハラハラしたりとても面白いです、更新が待ち遠しいほど... (2019年2月17日 21時) (レス) id: 2d8366773d (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - #Mitsumaruさん» 前恋と同じようにページ追加するので大丈夫ですよー(*´ω｀*) (2019年2月17日 10時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
#Mitsumaru(プロフ) - あとページ、2pしかありませんが、、大丈夫ですかっ？！(;・д・)ノ (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4e9cfe60b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年1月23日 18時
