Christmas Eve * 06 ページ18
モトキ side
モ「で、君は何なの？」
マサイに抑えられたままの女を見る。同じ歳くらいの一見普通の女の子に見えるが、この場にカメラを持って立ち会ってたってことは、もはや普通とは言えない。
睨み付ければ女は興奮ぎみに叫びだした。
女「その女が悪いの！私のモトキくんをたぶらかしたりするから！」
メンバーで目を合わせる。
そう言うことか。こいつは・・・。
女「ずっと私だけのモトキくんだったのに、この女がっつ！！！」
モ「君の事は全く知らない、妄想と現実を一緒にするな」
女「カメラに！映像もあるの！この女、他の男に」
モ「黙れよ。これ以上喋る女とか関係なく殴りそうだからさ」
Aちゃんを抱き締める腕に力が入る。
"映像消して、見ないで"今にも消えそうな涙声でそう何度も訴えるAちゃんはまだ震えていて、再び目の前の女への怒りが沸いてくる。
マ「とりあえず警察呼んだ」
俺が怒りで一杯になってる最中、マサイは冷静に警察に連絡してくれていたらしい。Aちゃんをこのままの状態にしとくのも可哀想で提案をした。
モ「Aちゃん、着替え持って、ちょっとの間だけどマサイんちで警察待とう？」
頷いくと、Aちゃんの温もりが離れていく、ンダホが男を取り押さえてる近くのクローゼットを急いであさり、パーカーとジーパンを取り出して、早足で俺の隣に戻ってきた。
シ「俺らここ見とくから、モトキとAちゃんはマサイんちで待っときな」
* * *
A side
モトキくんに支えられながら、マサイくんのお家に。脱衣場を借りて、下着を直し、服を着替える。
恐怖からは解放されたが、未だにずっと緊張状態で、頭もうまく回らない。側に居てくれた、モトキくんが、恐怖から救ってくれた。それを考えた瞬間にあの女の言葉が頭に浮かぶ。
"モトキくんにあなたの最低な所見てもらうね"
最後まではされてない。されてはいないけど、身体を弄ばれたのは事実。そして助けに来てくれたモトキくんもその瞬間を見ているわけで。
よみがえるあの時の感触、自分の意思とは別に聞こえてくる水音。
モトキくんに見られた
あんな姿、嫌われてしまう
そう考えた瞬間、また恐怖に襲われた。
止まったはずの涙がまた。
「やだっ、やだよぉ、嫌わないで・・・」
"コンコンコン"
扉をノックされる。モトキくんだ。
モ「Aちゃん、怖い？大丈夫？此処にいるよ？」
嫌わないで欲しい、その一心で勢いよく扉を開けた。
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マロン(プロフ) - ありがとうございます！検索できました(^-^) めいみさんの作品は読みやすくて、ときめいてしまいます^_^ (2020年12月22日 13時) (
レス) id: 28426e30c7 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - マロンさん» コメントありがとうございます♪深海は【この作者の作品を全表示】から見るか、検索欄で「深海 meimi」といれてR18も表示で設定すれば出てきます(*´ω｀*) (2020年12月22日 1時) (レス) id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - 深海を読みたいのですが、探せません(T-T) (2020年12月21日 22時) (レス) id: 28426e30c7 (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - 凄く良かったです！ (2020年12月21日 22時) (レス) id: 28426e30c7 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - マサイ愛さん» お返事遅くなってしまい申し訳ございません(>_<)完結して１年たつのに楽しんで頂けて、そしてコメントまで頂けてすごく嬉しいです！！今は更新停止してますが、もう少ししたらまた再開予定なので機会がございましたら、宜しくお願いします♪ (2020年2月20日 10時) (レス) id: ae95782c75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2018年12月14日 22時
