Birthdy * 02 ページ16
マサイ side
マ「お邪魔しまー・・・す」
ゆっくりと廊下を進みリビングに向かう。そして一歩足を踏み入れようとした瞬間。
パンパンッ
複数のクラッカーの音、一気に明るくなる部屋。
『おめでとう!!』
予想外の大勢の声。
「マサイくん、お誕生日おめでとうございます」
にっこりと笑う大好きな彼女、そして。
シ「おめでとう!」
モ「やっと同じ歳だね」
ン「めっちゃ驚いてんじゃん」
ペ「サプライズ大成功!」
ザ「お昼のLINE、無視してごめんね」
ダ「にしても驚きすぎだろ、お前」
皆の笑顔。
マ「いや、お前ら、驚くだろ、そりゃ・・・」
Aちゃんがケーキを持って来てくれた。
勿論、ロウソクが立ててあって。
「はい、どーぞ」
一気に吹き消せばまた盛り上がる。
Aちゃんに祝って貰えるのは凄く嬉しい。でもまさかメンバーまで居るなんて。
俺は、本当に・・・。
マ「ありがとう、マジで。すっげぇ嬉しい!」
そのあとは、シルクとザカオの手作り料理があったり、メンバーからのプレゼントだったり、そしてAちゃんからのプレゼントだったりで、幸せな時間を過ごした。
生憎酔っ払ったメンバーは俺らに気を使って二人にしてくれるなんて事はなかったが、それはそれでここ一番に楽しかった。
(敢えて言うなら、お前らここはAちゃんの家だからな)
酔いつぶれたメンバーが転がるなか、Aちゃんと目が合い笑ってしまった。ほんの半年前には少し先にこんなに幸せな未来が待ってるなんて思っても居なかった。
ンダホのイビキが聞こえる。回りを見渡しても皆転がって眠っているようだ。
「マサイくん、楽しい誕生日になりましたか?」
そう聞かれ、答えるよりも先に体が動いた。
Aちゃんを引き寄せて抱き締める。
マ「人生で一番最高かも」
「ふふっ、良かった。改めて、おめでとうございます」
体が離れたと思ったら、リップ音と共に頬に柔らかい感触。照れ笑いをするAちゃん。そして俺も。唇にキスをしようと思ったその時。
ザ「あー・・・んーと、俺起きてんだよねー」
横になっているザカオから声が。
途端に真っ赤になって固まるAちゃんが面白かったからそのままわざとらしくリップ音をたててキスをした。
ザ「あーあ、ごちそうさまです」
マ「他の奴ら起こす!そろそろ帰ろうぜ」
"来年もまた"なんてらしくないようなそんな幸せな1日が、これからも続くよう。
俺の傍にいて。
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めいみ(プロフ) - リバーさん» コメントありがとうございます!中々更新できずで申し訳ないです……(´;д;`)読んでいただけて嬉しいです!私もリーダー組もチリハンも組好きです♪あとロゴ組も……寧ろ全部好きです(笑)他のお話しも楽しんで頂けると嬉しいです♪ (2022年1月28日 9時) (レス) id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
リバー(プロフ) - 初コメ失礼します。ドキドキしながらキュンキュンしながら読ませてもらいました。続きも気になりますが、他の作品を読ませて貰いながらゆっくり待ちたいと思います。これからも楽しませて下さい。因みに私はリーダー組チリハン組推しです。 (2022年1月27日 23時) (レス) @page27 id: 749ea57b62 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - ゆゅさん» 4月……!!!ずっと気づかずで申し訳ございません!!コメントありがとうございます(´;д;`)更新が難しくなってしまいましたが、出来るだけ完結できるように頑張ります!!本当にありがとうございます!! (2022年1月15日 11時) (レス) @page27 id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆゅ(プロフ) - 初コメ失礼します。マサイくん推しな私にとって、とてもドキドキしながら読ませて頂いてます!続き楽しみにしてます! (2021年4月18日 11時) (レス) id: 1295044a6a (このIDを非表示/違反報告)
かたくりこ - お久しぶりです!返信が遅れてしまい、すみませんでした。お元気そうで良かったです。こうやってめいみさんとコミュニケーションがとれて嬉しいです。お仕事も頑張ってください。ずっと応援してます!これからもめいみさんのペースで大丈夫ですよ! (2020年4月13日 3時) (レス) id: 2d9d7d3325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2019年10月22日 11時