不安 * 06 ページ1
A side
マ「Aちゃん、このままだと・・・やべぇ」
満たされていく温もりの中、ゆっくりと体を離すと、顔を赤らめたマサイくんがいた。
マ「・・我慢できなくなる」
「・・・っ!」
理解まで一瞬間が空いたが、そのあと一気に熱を持ち、ドクドクと鼓動が更に早まるのがわかった。
「あっ、ご、ごめんなさい」
瞬時に抱きつく前の位置まで戻った。付き合った先にあることくらい知っている。でも、私にはまだ。
「あの、違うんてす、謝ったのは嫌とかじゃなくて、その、まだ、気持ちの準備が、そのっ」
完全にテンパってしまい、しどろもどろになる私をまたマサイくんが抱き寄せた。
マ「ん。大丈夫。今はしない」
密着が解けると何だかもっと温もりを感じたいと思ってしまう。マサイくんは目が合うと照れ笑いで。
マ「Aちゃんか大切だから、怖がらせたくねぇんだわ。でも、その時はAちゃんの全部、貰うから」
熱っぽい真剣な眼差しにドキドキするも、嬉しいと感じてしまう。そんな言葉に"はい"と笑顔を向けると、"だから・・・"と発された後にデコピンが飛んできた。
マ「男と二人の部屋でこんな事したら、男は何を考えるのか考えなさい。そして、AちゃんはAちゃん自信が思うより自分が可愛い事を自覚しなさい」
わざと意地悪く笑う彼が。
マサイくんが、私の好きな人で、私の彼氏で、本当に良かった。
「はい、わかりました」
今日一番の笑顔でそう答えた。
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めいみ(プロフ) - リバーさん» コメントありがとうございます!中々更新できずで申し訳ないです……(´;д;`)読んでいただけて嬉しいです!私もリーダー組もチリハンも組好きです♪あとロゴ組も……寧ろ全部好きです(笑)他のお話しも楽しんで頂けると嬉しいです♪ (2022年1月28日 9時) (レス) id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
リバー(プロフ) - 初コメ失礼します。ドキドキしながらキュンキュンしながら読ませてもらいました。続きも気になりますが、他の作品を読ませて貰いながらゆっくり待ちたいと思います。これからも楽しませて下さい。因みに私はリーダー組チリハン組推しです。 (2022年1月27日 23時) (レス) @page27 id: 749ea57b62 (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - ゆゅさん» 4月……!!!ずっと気づかずで申し訳ございません!!コメントありがとうございます(´;д;`)更新が難しくなってしまいましたが、出来るだけ完結できるように頑張ります!!本当にありがとうございます!! (2022年1月15日 11時) (レス) @page27 id: ca651dd0ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆゅ(プロフ) - 初コメ失礼します。マサイくん推しな私にとって、とてもドキドキしながら読ませて頂いてます!続き楽しみにしてます! (2021年4月18日 11時) (レス) id: 1295044a6a (このIDを非表示/違反報告)
かたくりこ - お久しぶりです!返信が遅れてしまい、すみませんでした。お元気そうで良かったです。こうやってめいみさんとコミュニケーションがとれて嬉しいです。お仕事も頑張ってください。ずっと応援してます!これからもめいみさんのペースで大丈夫ですよ! (2020年4月13日 3時) (レス) id: 2d9d7d3325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:meimi | 作成日時:2019年10月22日 11時