ご近所さん * 04 ページ7
マサイ side
揉めてる男女の女の子の方が、居酒屋で声をかけてきてくれたモトキのファンの子だと気づいた瞬間、勝手に体が動いてた。
男が去って行って、安心から泣いてる彼女を見て、間に合って良かったと心底思った。
マンションも向かいだったと言うことに、驚いた。"俺らはこっち"と伝えたら"えっ！？"という声と共に彼女は凄く驚いてまた目を真ん丸にした。
「今日は本当にありがとうございました」
一礼をした彼女に声を掛ける。
マ「どういたしまして。因みに俺はモトキじゃなくてマサイだからね、Aちゃん」
ふざけて意地悪くそう言うと、彼女はまた真っ赤になって
「もうっ、知ってますって！」
と、恥ずかしそうに笑っていた。
それから、お互いのマンションに帰った。シルクはカメラを取りに来るとかでそのまま家に。
コーヒーを出してソファーに座る。
そして。
シ「Aちゃん、可愛い子だったね」
ノートパソコンの電源を入れる。静かな部屋に機械が起動する音が響く。
シ「モトキのファンかぁ、いいなぁアイツ」
コーヒーを一口飲む。いつもと同じ味、同じ香りなはずなのに、今日は何故か味の事はよく分からない。
シ「Aちゃん、彼氏とかいるのかな？」
メール画面をチェックする。特に重要なメールは届いていないようだ。
シ「やっぱモトキみたいな感じが好みなのかな」
スマホでTwitterを見る。ダーマがスマブラの事で何だか文句を言っている。モトキが撮影後の皆で飲んだことをツイートしている。コメント欄にはファンの子からのコメントが。
"私もモトキくんと飲みたーい"
よくあるコメントに手が止まる。
"モトキのファン"か。
シ「マサイ、さっきからあからさまに落ち着きない」
マ「おん？」
平静は装ってるつもりだった。でもどうしても、頭のすみから離れないあの表情。
初めてあったときの、顔を真っ赤にして驚いててる、あの表情に。きっと、もう既にあの時には。
シ「気になってんだろ？Aちゃんの事」
やっぱりそうだ。でも、シルクの目にもそう見えるくらい、分かりやすかったなんて。冷静になると少しおかしくなった。
マ「ん。そーだな、きっと好きなんだと思うよ」
シ「他人事かよ」
マ「ファンの子なんだけど、リーダー」
シ「"お前の"じゃないけどな」
マ「ははっ、辛辣」
先程立ち上げたノートパソコンを閉じた。
マ「でもまぁ、好きだから俺に向いて欲しいしな」
シ「頑張れ」
その一言は少し照れ臭かった。
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めいみ(プロフ) - 善処さん» わあぁぁぁぁ(´；ω；`)ありがとうございます....！！読んで頂けるだけでも嬉しいのに(´；ω；`)本当にありがとうございます！！！これからもどうぞ宜しくお願いします(*´ω｀*)♪ (2019年10月19日 15時) (
レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
善処(プロフ) - マさん可愛いすぎます！いつも楽しく拝見してます。私もお話を読む度に一番右の星を押してしまいます。既に押してあるので反映されませんが… (2019年10月19日 14時) (レス) id: 977f9d8c0c (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - らいあさん» めっちゃうれしいです、ありがとうございます（；△；）コメントも評価もお気に入り登録も、本当に支えになります！！こんな自己満妄想なお話ですが、これからも楽しんで頂けるよう頑張ります♪ (2019年10月18日 19時) (レス) id: 7fd022a576 (このIDを非表示/違反報告)
らいあ(プロフ) - 1つの話更新されて読むと指が勝手に1番右の星押すんです、でも既に押してあるから評価できないんです… (2019年10月18日 19時) (レス) id: 5fea82385a (このIDを非表示/違反報告)
めいみ(プロフ) - バニレさん» 難しい言葉は私がわからないので基本出てこないかと思います(笑)「1つずつ」は05で終わりですが、次の話はカッコイイマサイくんとは遠いかもです、ごめんなさい(笑) (2019年10月18日 0時) (レス) id: 41934aeb67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meimi | 作成日時：2019年9月25日 21時
